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★★ 角川書店
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著者は米文学者。翻訳家。食べ物をキーワードにして、古今の文学を遍歴紹介したものです。たとえば白鯨では鯨蝋をつかった揚げパンとか(中身は乾パンなんですけ)。あるいは航海士のスタッブが夜食に特別注文する尻尾のステーキとか。

それで思い出した。クジラの尻尾の部分はかなり美味いらしい。少年時代に読んだ冒険小説だっか、鯨をとったら尻尾の上質な赤身を切り取って食べる。「だからイノシシなんか、わざわざ「山クジラ」と言って珍重してるんだぞ」と年上が新入りに教える。

細かいストーリーは忘れたけど、この部分だけは記憶してます。うん、クジラの尾肉を醤油でこんがり焼いたステーキ、いかにも美味そうです。

それはともかく。いろいろ食べ物と何十の小説を紹介していたはずですが、なぜか記憶に残りません。なんか不味そうなのがいっぱいあったなあ・・という印象。

そににしても「鯨蝋」って何だろう。マッコウクジラの頭部にある脳油だってんだけど、はて。イメージが沸かないです。


★★★ 筑摩書房
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本棚に積んであるのを発見。最初は種村季弘かと思った。よくよく見ると「種」ではなく「穂」ですね。

えーと、よく知らない人なのですが、たぶん歌人でしょうか。エッセーなんかも書いていそう。ただし「総務部の社員だったころ・・」と何箇所かで書いているので、そういう世俗的な部分を気にしない、あるいはウリにしているのかな。

電車の中なんかでふと耳にするような言葉の切れ端を採集し、それを鋭い感覚で料理する。気の利いた雑文というか、コラムのような一冊です。非常にセンスがいい。若い。

たしかに日常的な会話とかコトバって、ヘンテコリンなものが多いですね。ウニが宇宙人だったら怖いとか(うん、怖い)、ウガンダが死んだとか。こういうふうに書いても無意味ですが、読んでいるとかなり笑えます。


若いころは割合マメで、よく包丁を研ぎました。子供用の椅子や机もつくったし、釣り棚も作った。まな板に鉋もかけたし、なんやかんや。ただし包丁研ぎは自分でも巧い気がしない。試行錯誤で、ま、なんとか刃がついかたな・・という程度で終わる。

toishi1000.jpg要するに正しい研ぎ方を会得していないわけです。

いつの頃からかそうしたことを手抜きするようになって、ずーっと放置していたのですが、いざまた研いでみようと思っても、肝心の砥石が使えない。真ん中が凹んでいる。下手な研ぎ方をしていた証拠ですね。コンクリートかなんかの上でゴシゴシやれば平らになるんでしょうが、集団住宅に暮らしていると、それができない。不便なもんです。

というわけで、ずーっと気にかかっていましたが、ついに決心して砥石を買いました。もちろんアマゾン。シャプトン刃の黒幕オレンジという不思議なネーミングで、番手は1000。ちょっと荒砥のほうに寄った中砥でしょうか。もちろん合成砥で3000円弱。セラミックなのかな。ネットの評判では、簡単に刃が付くらしい。

さっそく研いでみました。うーん、なかなか刃がつかない。あてがう角度が浅すぎるのかもしれません。しばらくゴシゴシやって、飽きてきて中断。左手の中指の腹を擦ったようで、血がにじんでいる。結果としてはあまり成功ではないけど、それでもやらないよりはマシ程度。数日たってケガが治ったらまた再トライしてみますか。

ずーっと昔から欲しいなあと憧れつつ叶っていないのが、ナナオのモニターロジクールのマウスです。ナナオはともかくマウスなんて、そう高価でもないのに。

なんか掛け違いが多かった。買おうと思って大型ショップへ行っても、なぜかバッファローとかエレコムしか置いていない。なんかの拍子で発見しても、5000円以上もする価格で、うーん、手がでない。買おう!という気分と、価格の折り合いがなんかスレ違っていた。

で、3年ほど使っている大型マウス(サンワのMA-118HBK)が具合悪くなり、側面が禿げてきた。ツルツル親指がすべって、非常に扱いにくいわけです。なんせ1354円だったし、仕方ない、買い換えるか。

logicool2017.jpgということで、ついにロジクールにしました。有線であること。なるべく大型であること。ボタン数が少ないこと。安すぎず、高すぎないこと。へんな条件ですね。M500tというモデルの有線レーザーマウスになりました。Amazonで3426円。3年保証。

もちろん接続すればすぐ使えます。うん、クリック感はかなり軽いです。好み。ポインターの速度をすこ遅くして、やや鈍にしたぐらいが使いやすいです。

今年の夏休みのテーマは秘境・ローカルになったらしく、まず上越線・六日町へ。知らんかったんですが、十日町は上越線ではなくて飯山線(ほくほく線も)だし、なんとなく知っていた豪雪の津南もやはり飯山線。なかなか大変です。

で、初日は新幹線の湯沢で降りて、そのまま六日町直行じゃ時間が余るため、塩沢で途中下車。何といってないんですが、ま、鈴木牧之記念館ですかね。古い街道がきれいに整備されて、両サイドに立派な雁木が通っている。牧之通り。正しい方向の町おこしだと思います。

鈴木牧之というのは例の「北越雪譜」の著者です。たしか塩沢縮の仲買が家業だったと記憶しているのですが、何回も何回も江戸へ出ては山東京山、京伝兄弟など当時の文化人連中と交際している。

北越雪譜の刊行では京山がいろいろ世話やいてるようだし、ずいぶん金を使ったんだろうなあ。ほとんど身上潰したか・・・と思い込んでましたが、記念館のスタッフの話では鈴木牧之、かなりのやり手だったらしい。仲買だけでなく商売も盛んだったしなにより質屋が大きかった。夜も寝ないでしっかり遊びしっかり稼いで、継いだときより身上を大きくしたそうです。たんなる文化人の坊ちゃんではなく、すごい人だった。

夕方は六日町の「龍言」へ。将棋のタイトル戦なんかがよく開催される定番旅館です。近隣の豪商・豪農の古屋を移築してとかで、重厚な建築。派手さのない平屋で、廊下は延々と長いです。いい旅館でした。食べ物も地のものが中心で、炉端の遠火で焼いた魚がとくに美味しい。こういう焼き魚、やはり焼きたて熱々でないといけませんね。

夕食とっていたら何故か女将らしき人(だれが見ても女将)が闖入してきて、いろいろ面白い話を披露したあげく濁り酒の銚子を置いていきました。八海山のナントカカントカ。これは美味しかった。あまり飲まない家人もすっかり気に入ったらしく、帰りの売店で探していたようです。

翌日は小出まで出て只見線。ひたすら山の中ですね。途中の線路途絶部分でバス中継があり、その後は延々と只見川に沿って電車が走る。水量の多い立派な川です。ちなみに只見川は阿賀川(阿賀野川の会津部分)にそそぎます。そうそう。今回は行きませんが、新潟県に入ったあたりからの阿賀野川は堂々たる流れで、平行して走る磐越西線からの長めはすばらしいです。余計なことながらお勧め。

urabandaikogen.jpgで、東山温泉に泊まり、ま、これはさして感動もなし。翌日は猪苗代まで出て、ホテルの送迎で裏磐梯へ。チェックインには早いので、ホテルからバスでちょっと下ってから五色沼のハイキング。3キロくらいとのことでしたが、1時間半くらいはかかりました。泊まった裏磐梯高原ホテル、プライベート湖もあり、きれいなホテルでした。軽井沢みたいな雰囲気。宿泊客は常連ふうの老夫婦が目立ちます。
(写真の奥正面は磐梯山。湖は弥六沼)

★★ 河出書房新社
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図書館が何やら工事に入るらしく、しばらく休館。借りていた本はまだ完読していなかったけど、仕方ない、途中で返却しました。

「ドローンランド」はタイトル通り、いたるところに大小のドローンが飛んでいる未来社会です。こういう設定の常識ですが、小さいドローンはハチドリどころか微小ダニの大きさで、リビングだろうが寝室だろうがひそかに忍びこんでいる。要するに個人がプライバシーとか秘密とかをまったく持てない社会。

で、ドローンと超コンピュータが仕切っている世界で、ちょっと古くさいタイプの刑事(ハードボイルドふう) が捜査にあたる。どういうわけか舞台はベルギーで、EUから英国が離脱するかどうかが問題になっている。この点では、小説のほうが時代に遅れてしまった。

ついでですが、どうもアメリカは衰退しているらしい。おそらくブラジルが隆盛。石油資源が枯渇したのかな。オランダは水没しているし、出回っている安物のほとんどは北朝鮮製で、韓国も力をもっている様子。日本はなぜかアムール川のあたりで紛争をおこして領土拡張しているようです。そういう印象の国家なんでしょうね。


★★ 朝日出版
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進化論の通俗解説書かと思って借り出しましたが、いやいや、まったく毛色が違った。

吉川浩満という人、どういうバックボーンの書き手かは知りませんが、きっと頭がいいんだろうな。頭脳明晰。なんとなくグダグタ混乱している「進化論」の現状を整理し直すというか、定義するというか、A4で4~5枚でもサラッと語れるところを堂々たる一冊にした。

ごくかついまむと、多くの人がいう「進化論」は実はダーウィンの進化論ではない。強いていうと社会ラマルク主義、あるいはスペンサー主義なんだそうです。ラマルクってのは、用不用説。獲得形質が遺伝すると唱えた。スペンサー主義もけっこう難しいですが、ま、乱暴にいうと単純から複雑への変化が進化であるという考え。目的があって、それに向かって進化がすすむ。

人類は進化によってより優秀なものになる。社会もまた進化して理想社会に向かって進む。
優勝劣敗です。適者生存。「良いもの」になるのが進化・・・みんなが大好きなテーマですが、この考えが実は大問題だった。

実は適者生存という言葉を使うからややこしくなる。いかにも生存するに値する資質が何かあるような誤解。そうではなく、実際には「生き残ったものを適者と呼ぶ」のが正しい。適者だからその種が生き延びたのではなく、たまたま生き延びた種が適者。必然ではなく、偶然ですね。そういう意味で「理不尽な進化」です。どの種が滅亡し、どの種が残るかに理由なんてない。

書の後半はグールドとドーキンスの論争について、くどいくらい詳細に語ってくれます。そうか、この二人、ガタガタやってたような雰囲気があったけど、そういう内容だったのか。ただし、どういう内容だったか、今それを説明する力は私にはないです。超賢い二人が派手な綱渡りみたいに論争、大喧嘩した。論点に大きな差はないようにも見えますが、きっと彼らには大問題だったんだろうな。はい、トシのせいもあってどんどん頭が悪くなっています。読むのに疲れた。最後のほうはしんどかったです。

※ 経験則だけど、ウィトゲンシュタインの名前がででくるような本は読み通せた試しがない。

★★★ 集英社
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まだ単行本になっていない小説が残っていたんですね。遺作かな。もう皆無かと思っていた。

短編集です。女主人公ものというか、官能物というか、けっこうあるパターンですね。語り手の女が愛欲ゆえにどんどん崩れていく。転落していく。特有のドロドロした粘っこい描写が特徴です。

そうそう。本寿院を主人公にした短編も収録されていますが「大河篤姫」で高畑淳子が演じた本寿院とは違います。篤姫の本寿院は13代家定の生母。こっちの本寿院は尾張徳川、3代藩主の側室で、第4代の生母。美人だったけど藩政に関与してみんなの憎しみを買った。性淫奔といわれ、さんざん悪口を書かれているらしい。

さらさらっと読み終えました。どれも達者です。

いやー慌てた。いつもの通りまずモニターの電源を入れて、それからPCのメインスイッチをオン。グリグリグリ・・・と立ち上がるはずが、あれ、ウンともスンとも言わない

焦りました。真っ先に疑うのはマザーボードの破損です。しかし筐体のフタを開けてもう一度電源を入れ直すと、なんとなく大丈夫そうに見える。変なビープ音もしないし、LEDランプも点灯している。ファンも回っている。確認してみると、ハードディスクにもアクセスしているようだし。とくに変な動きの気配は感じられない。そうするとモニターのほうに問題が生じたのか。

モニターは真っ暗のまま、電源ランプがチカチカしているだけです。ためしに画面調整ボタンを押してみるけど、まったく反応なし。うーん・・。困ったなあ。

思いついて、本体ではなくリモコンの「ブライトネス調節」ボタンを押してみると、よしよし、反応する。しかしいったん切って、もう一度ボタンを押してみると、今度は反応なし。力を使い果たして応答打ち切りになったみたいです。本体下部の調節ボタンを押してみても、もちろん無反応です。

こうなったらなんでもやってみるか。PCの電源をいったん落として、モニターの裏側の電源ケーブルを確認。データケーブル(DVD-I) も確認。それからリモコンの映像入力ボタンを片っ端から押す。D-SUBとかDVD-IとかHDMI1とかです。最後にもう一度DVD-Iを押す。

たいして期待せずまた電源投入。んんん・・・やった・・通じた。馴染みの画面です。成功。起動画面。


RU-DM2016.jpg結論。あくまで可能性ですが、前回にリモコンでモニター電源を落とす際、間違ってすぐ下の「D-SUB」ボタンも押したのかもしれない。もちろんD-SUBケーブルなんてつながっていないので、以後はモニターと本体の間は途絶。真っ暗なまま。理屈は合っている。

一応は納得ですが、それにしては本体の「画面調節」ボタンがまったく反応しないのは気に食わない。不具合が進行してきた気配でしたが、ついに壊れたらしい。こうなるとこのモニター、いつまで持つか。あんまり期待できないだろうなあ。

用心して、次のモニターを調べておかないと。また出費です。

とつぜん天井の照明がプツッと切れました。こういうパターン、珍しいですね。通常はチカチカ点滅が激しくなって、だんだん悪化して、そのうちダメになる。いきなり切れるのは珍しいです。

最近暗いなあとは感じていたんです。大小2本組の蛍光サークル管のうち、小さいのが切れてしまって大きいのだけになっていた。で、その大きいのもついに切れた。

しかたなく、駅前のヤマダ電気へいきました。すると目的のスリム管2本組みの在庫がない。いや、白っぽい昼光色はあるんですが、すこし赤みがかった昼白色がない。昼光色、昼色、メーカーによっては「クール色、フレッシュ色」とか「ナチュラル色、マイルド色」と呼称しているようです。

で、昼白色(ナチュラル色、マイルド色)がほしいので店員に聞いてみると、もう在庫限り。並んでいるのしかないらしい。また、たとえあっても決して安くない。LEDに換えたほうがいいんじゃないですか。なるほど。

たしかにLED製品は安くなっています。狭い六畳用で古い型番なら6000円くらいで陳列。在庫処分ふうのHH-CB1260A(パナ)というのを買って、そのままさげて帰りました。十分明るいです。また調光、調色も可能。文句はありません。一気に部屋が明るくなりました。ちょっと暗めに調節して使っています。
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で、それはいんですが、部屋がかなり青っぽくなるんですね。海の底みたいな雰囲気になる。といって調色をいじって赤を強くすると、なんか夕方みたいになる。うーん。液晶ディスプレーの色調も違って見える。

三菱RDT232WX、色味の調節が可能なので、まずで青のスライドを弱くする。つぎに赤を強くしようと思ってを押すけど反応しない。しかし←の操作ボタンは効く。間違って96%まで下げてしまったのを元に戻そうとしたけど、まったく動かず。変だなあ・・と何回か→を押しているとプツッと電源が切れる。ちなみに三菱RDT232WXの操作ボタンは本体の下部に隠れていて、非常に押しにくいです。ボタンも小さなクギの先みたいな形状。本体は悪くないのに、こうした操作系まわりが貧弱なのが悲しいです。

何回も同じことをやった結論。「↓」「←」 の操作ボタンはかうじて効く。「→」は完全に効かない。何回も「→」を押していると、更に右の電源オフボタンが誤動作する。以上、つねに同じ。

あんまりやりすぎると故障するかもしれないですぞ。最悪、電源が落ちたままになったりして。クワバラクワバラ。怖くなったので、操作は終了。


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