topread.jpg

新潮社 ★
onnakagemusha.jpg
近衛龍春はいちばん最初に「上杉三郎景虎」を読んでびっくり。こんな作家がいたんだ。

たしか次は「毛利は残った」、そして「南部は沈まず」だったかな。意外や意外という地味な部分を調べていて、面白い書き手だなあと記憶に残りました。ちなみに片方は関ケ原でボーッ傍観してしまった毛利輝元のその後。もうひとつは中央のことなど知ったことか・・と北の果てで周辺と争い続けた南部信直という田舎大名です。

あっ、そうそう「慶長・元和大津波奥州相馬戦記」も非常に良かった。伊達のノドに刺さったトゲみたいな存在であり続けた小領主・相馬のお話。大局を見る目はゼロだったけど、なぜか不思議に戦国を生き延びた。

という作家なんですが、この本はいけない。ま、影武者もつとめたという家康の側妾の一生なんですが、なんせほとんど家康年代記そのものをなぞっている。何も新しいものがない。よんで損した印象。だいだい著作リストをみると、やたら本を書きまくっているような気も。


東海大学出版部 ★★★
nihonmanga.jpg
戦後のブームを支えたマンガ家たちを、年代別にインタビュー。第壱巻は「先駆者たちの挑戦」。やなせたかし、ちばてつや、水野英子、水木しげる 他など。第弐巻は「男が燃えた!泣いた!笑った! 」で、さいとうたかお、松本零士などなど。

まさにマンガ史一覧です。面白かったし、知らないエピソードが非常に多かったんですが、それよりインタビューを受けたマンガ家たちがみーんなトシヨリになってること。

トシヨリというのは、たんにトシをとってるだけでなく、グチが多くなったり、我を張ったり、自慢コキになったりということです。それが面白い。

たとえばときわ荘の女性1号として知られる水野英子なんかは、自分のマンガを本にしてくれる版元がないので苦労している。書きためているのに発表できない。ブツブツ。()

水木しげるなんてのも、ひたすらお金のことしか考えてないみたいな雰囲気。当然でしょうね。貸本時代はひたすら苦しかった。連載始まってからは苦労がなくなった。オレはうまく転換できた。ほんと、喜んでいる。夫婦そろって喜んでいる

松本零士はイメージと違って、スーパー野蛮人()。関門海峡を泳いで横断しようとしたり、ライフル持ってライオン追っかけたり、やりたい放題。
ライオン、本当は撃っちゃいけないけど、さすがに危険を感じた緊急事態なら発射できるルール。それを逆手にとってライオンを徴発、迫った。危険な雰囲気感じて賢いライオンは逃げた

そうそう。荒俣宏がマンガ家になろうとしていたとは知らなかった。ちなみに第参巻は里中満智子なんかの少女マンガらしいです。

水野って、予想外にマンガを開拓した功労者だったんですね。意外。彼女が敷いた道を、以後の女流がするすると通過していった感がある。
ちばてつおと正反対。ちばは描くのが遅くてほんと苦労した。売れたけど、大変だった。苦労だった。




朝日新聞出版★★★
chizudeyomu.jpg
今年刊行したばかりの本。表紙がきれいで新しいのを借り出すと気分がいいですね。

アメリカは州ごとに見ると細かすぎてアヤフヤになるけど、それを大胆に10地域に分割してみる。そしてそれぞれの地域の地形、気候、人々、歴史、産業などなどを解説。面白い本でした。

たとえば東北部分。メイフラワー地域ですね。こまかく小さな州ばっかりだけど、存在価値はかなりあるらしい。WASP。そもそも後発で到着した(1620年頃?)ピルグリム・ファーザーズの末裔がなんであんなに威張っているのか。実はかなり不思議でした。

その答えは、どうやら連中が教育と出版を重視したかららしい。みんな聖書を読まないといけない。つまり文字を読めないといけない。牧師も育てないといけない。ようするに他の地域にくらべて「発信力=声が大きかった」ということでしょうか。先行した他の州の連中は儲けることに必死で、宣伝とか高邁な教育には関心なかった。

というわけでニューヨークとは別あつかいです。ニューヨークは商業・貿易の中心地。北の州とは性格が違う。とくにエリー湖とハドソン川をつなぐ運河ができて大発展した。

あとは何だったっけ。わりあい常識で理解できる分け方ですが、ロサンゼルスはサンフランシスコとは別扱いで、南の州の仲間になっている。このへんは意外でした。また、ハワイもけっして楽園ではなく、いろいろ大変らしい。

印象として、どこの州もあんまり芳しくないです。みーんな問題をかかえている。それでも総体としては、世界でいちばん豊か。

北米大陸に初めて上陸したのがメイフラワー号のピルグリム・ファーザーズ。日本ではそう信じている人、かなり多いと思います。


イントールの残りを整備。総じてWindows 10がどんどん使いにくく、おせっかいになってる雰囲気です。当然の方向性だろうけど、いやだなあ。
inspiron14b.jpg

・電源シャットダウンの不便

まずスタートメニューの奥の電源オフボタンをもっと便利にしたい。ところがWindows10の新仕様なのか、スタートメニューからアイコンを引っ張りだせないんですよね。もちろん単純なショートカットも不可

あちこち調べた末、デスクトップで新しいショートカットつくって
  shutdown -s -f -t 0 -hybrid
と指定するのを発見。しかしやってみるとダメです。うーん。うーん。試行錯誤の末
  shutdown -s -t 0
で正解でした。hybridオプションは高速スタートアップモードらしくて不要(というか今回の作業の趣旨に反する)。sはシャットダウン、t 0 はタイムゼロ。f のことは知りません。

・カバーをあけると勝手に電源がはいる

これも便利なようで不便。いろいろ調べて、BIOS書き換えしかないと判明です。
でもノートのファンクションキーってどうするんだ。fnなんてキーもあるけど、単にF2連打でいいのかどうか。
やってみるとInspiron、F2の入力判定がかなりシビアのようです。電源いれたら余裕こいてないで、すぐさまF2を押す。そうでないとスルリと逃げられてしまう。

何回も何回もトライして、ようやく成功。BIOSで「Power On Lid Open」という項目をオフにすると、カバーオープンでは立ち上がらなくなります。Lidってのがフタのことかな。

・古いOfficeが「再構成」のトラブル

inspiron14c.jpg
さて、最後が難関でした。

古いソフトです。えーとOffice XPという名称で、実質はOffice2002ですね。これをWindows10に入れる。
で、無事に入って認証もすんだんですが、なぜかWindows起動のたびに

  Windows で Microsoft Office XP Personalを設定しています。しばらくお待ちください。

というメッセージ。で、実際になんか構成ソフトが走っている。なんかなー・・です。しかもそれだけでなく、その後にWordやExelを個別に走らせるときも同じように
 ・・しばらくお待ちください。
のメッセージで、そのたびに構成作業が始まる。ネットを検索してみましたが、これってどうも何かインストールソフトが動いているらしい。なんでだ。Officeって、大昔からなんか気の利かないイメージがあります。

かなり苦労しました。ネットは(役にたたないマイクロソフトのサポートページはもちろん、メーカーのQ&Aも)手も足も出ない様子。悩んでいる人はかなり多いみたいだけど、解決法らしいものはほとんどみあたらない

でも、ほとんど半日かけて、ようやくかすかな希望の兆候があった。「管理者権限」を付与すると解決するのかもしれない。ほんとかな。

さて、それにしても、そもそもWordやExelの実行ファイルはどこに置いてあるのか。これもシンプルじゃないんですよね。ふつうの 目にみえるところに Microsoft Officeなんて明示フォルダがあるわけじゃない。というわけで名称も違うし、まず隠しファイルを露出表示のモードにしておくのは大前提。

所在が判明しました。32bit版Office XPの場合は
  C:\Program Files\Microsoft Office\Office10\
にファイルがある。Office10なんて地味な名称のフォルダにひっそり潜んでたんですね。

これをつきとめて、その実行ファイルに「管理者として実行」の権限を与えてみる。するとまた何かインストールが走って・・・・・

大成功! 静かになりました。理由なんてしるもんか。

追記
あとで(めったに使わない)メールボックスを見たら、MSから「アカウント作成のなんたら・・」というメールが来ていました。その後で「成功しました」というメールも。もっとも、アカウントに紐づけた最初のユーザはもう削除済みなんで、どうでもいいけど。


届いたInspiron 14 5405。ようやくセットアップが終わりました。
inspiron14b.jpg
簡単かと思ったんですけどね、意外や意外、Windows10が進化・・・というか劣化、悪化、複雑化していた。すんなりマイクロソフトアカウント登録をスキップするはずが、いやー、しつこい。

何回やっても脇道に逃げることができず、とりあえずナンカを登録(なんだか不明)。インストール終えると速攻でローカルアカウントを設定して、これをアドミニ権限にして切り換え。こんなんで逃げきれたのかどうか。好きな食べ物Q&AとかPIN設定とか、なにがなんだか。

あとはイジイジと退避していたデータやソフトのインストール。あれやこれや、半日以上はかかりました。疲れた。

新Inspiron、かなり薄くて軽いです   もっと厚くてもいいのに。Ryzen 5 4500U に 256GBのSSD、かなり速いです。選んだ「エデン」という色、青っぽいグレーというか、なかなか面白いカラーですね。

そうそう。電源コードはえらく太くてゴツいです。あんまり似合わない。

うっかりカバーを開けると、本体まで持ち上がってしまう。ご用心。


注文したのが9月24日()。到着予定が「10月30日」とはるか先だったのを無視してしまったけど、たぶん部品調達がシビアだったのかもしれない。ネットを見ると「Ryzen 5 4500Uは人気で品薄」みたいな書き込みがけっこうあった。ま、人気Ryzenの最新ノート用APUでけっこうな性能だから、当然といえば当然。他のメーカーはもっと調達に難行しているような書き込みもあった。

だから、通常なら2週間程度らしい到着日程が、最初から「5週間」と大幅な余裕幅を持たせてあったんだろうと思う。実際、注文してからも「注文確認済み」のまま7日間は変化なし。まだ部品が届いていなかったんでしょうね。で、8日目になってようやくパーツがそろってめでたく「生産中」になった。

inspiron14a.jpg組上がって、箱に入れて、発送してからが長かった。船便やら通関やらでしょう、結局ここから更に1週間以上かかりました。で、佐川に渡ったのが19日目。すぐ発送にかかって、翌日に配送。

計、20日間でした。3週間弱。ま、比較的速かったというべきなんでしょうね。


残り数日で20%引きクーポン終了というので、あわてて注文。実際には20%引きは更に1週間ほど延長となりました。

ちなみに現在はナントカ割引が少し減額になり、さらに割引クーポンが17%に変更などあり、 結果的に51,984円 → 55,593円。つまり3600円ほど高くなっているみたいです。

東京図書出版 ★
indoshina.jpg
ふと興味をもって借り出し。

うーん・・・難儀な本でした。事実がズラズラズラ・・・と書き出してある。まるで年表です。ヤマがないので、楽しくない。

たとえば山田長政のあたり。今のタイであるシャムで活躍した武将という知識はあり()、どんな人物、経緯だったのかと興味はありましたが、どうも詳細はわからなかった。当時のどこそこに日本人町があり、何年後には消えたとかは細かく書いてあるけど、はてはて。ま、そういう本のようです。勘違いした自分がアホだった。

だいたい、ビルマとかベトナムとかアユタヤとか、多くはカタカナで表記。せいぜい漢字も「交趾支那」ぐらいなのに、なぜか一国だけ「暹羅」のまま続く。著者の好みか。たぶん「シャム」だろうな、とは察しがついたけど、浅学にして「暹羅」という国名に自信はなかった。そのうち記述はいつのまにか「シャム」に変化していたけど。

ま、失敗でしたね。

山田長政
   けっこうな規模のサムライ傭兵隊の隊長。子供のころは「王になりそうだった」と読んだ記憶もあり。たしか毒殺されたんじゃなかったっけ。

最近気になっているのは、テレビや新聞の「副大統領候補の黒人女性・カマラ・ハリス」という言い方です。彼女は「黒人」なのか。

そもそも米国では黒人をどう書いているんだろうか。まさか昔みたいにニグロではないだろうと調べてみたら、もう「black」に侮蔑的ニュアンスはなくなっているらしい。だからブラック・ライブズ・マター(BLM)ね。それでも上品に書けば「アフリカ系」でしょう。

カマラ・ハリス氏は「African-American woman」であり「South Asian-American」。つまりインド系(タミル系)ジャマイカ系の米国人両親の間に生まれた子供です。あんまりポリティカル・コレクトネスにこだわると舌がもつれて表現が難しくなるけど、それでもきっぱり「黒人」「black」と断言するのは、絶対におかしい。アフリカ系の血が一滴でも混じっていたらもう黒人なのか(One drop ルール。たしか昔の差別的定義では、8分の1だったか16分の1で「黒人」だったような気もするけど)。

いずれにせよ、こういう表現を大手メディアがまだ平然と使っている。日本はかなり感覚のズレた不思議な国のような気がします。

妻が使っていて今回廃棄する予定のノート。てっきり子供のノートブックの払い下げかと思いこんでいた。大きな勘違いでした。

えーと、大昔、20年くらい前かな。急に入院することになって、入院中はヒマだろうからというので、あわてて近くの店で買ったのがVaioのノート。ゆっくり吟味する時間もなく、20万円以上。かなり高価だった

で、その後、Vaioノートは当時学生だった子供の専用になり、子供がずーっと使い込んだあげく、最終的に妻に払い下げ。使っていると熱がこもって、ときおりブォー!と盛大に熱気を吹き出す。妙に人間くさいPCでした。

で、壊れたキーボードを英字(安かった)に交換とか、騙し騙し使ってたけどこれも限界。仕方なく観念して買ったのが直販のSony Eシリーズの14型。5万9800円でした。当時でも高性能とはいえなかったけど、ソニーとは思えない安さでした。

で、そこから10年。途中でSSDに付け替えたり、メモリを足したりしながら妻がずーっと使って、ついに(ワタシが)うんざりした。そういう経緯だったんですね。
inspiron14.jpg
おぼろげだけど、妻がVaioを使いだす前、なんか弁当箱みたいな富士通のボロNoteもあった気がする。ビジネスモデルの中古品かなんか、よほど安かったのかな。たぶん3000円くらいで、中古専門店で買った。最終的には液晶のヒンジ部分が本体からもげて、使用不能になった気がする。

ほんと、記憶があてにならない。みーんな忘れてしまってる。

そうそう。今度注文したDellのノート、10年前のVaioと同じ価格帯だけど性能は最高級レベルです。前はCeleron P4500。今度はRyzenの最新版APU。これはかなり速いよ。単純速度にして15倍以上。


小田島隆の「ア・ピース・オブ・警句」。WEBの日経ビジネスに週イチで連載していて、たいてい読んでいたんですが。あれれ、今週から会員登録を求められるようになった。フリーで読めるのは冒頭の1ページだけです。方針変更か。

ただで読もうというのが悪い!と言われりゃその通りですが、なんかつまらないなあ。小田島隆は大昔、遊撃手のころからファンでした。「我が心はICにあらず」についてはこのブログでも書いている。哀しいことじゃ。

アーカイブ

最近のコメント

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

OpenID対応しています OpenIDについて