unjouunge.jpg徳間書店★★★

朝井まかてをもう一冊。

ちょっと毛色が違って、いわば御伽草子です。昔話集。どこかの暗い森のハズレに草地があって、そこには巨大な木・・・ではなく、草がある。葉っぱがまるで耳たぶみたいにふっくらしている。イメージがわきません。

で、なぜか尻尾のちぎれた小狐がやってきて、けっこうしつこく「昔話を聞かせてくんろ」と要求する。そんなもん、知らんと拒否しても、執拗に迫る。うーん・・と困っているうちに、不思議に昔話を思い出して語りだす。ときどき「あい 」と小狐が合いの手を入れる。

ま、そうやって、少し脚色された感のある昔話(新解釈昔話ですね)がいくつか続きます。そのうち頭のわるい山姥(やまうば)もやってきます。少しアホな春風なんかがサヤサヤと無意味に通りすぎます。

後半で少し展開が変わって、なんか種明かしふうにもなりますが、それはともかく。なかなか楽しい一冊でした。★★★★にしてもいいかと、少し迷いました。(表紙の絵は何の話なのか、考えたけど見当つきません)

 

岡山の備前市というところが、新年度から「給食費無料は世帯全員マイナカード取得が条件」とか打ち出しているらしい。ふーん。ついでに今朝の新聞によると政府は、国民全員に振られている12ケタのマイナンバーを「利用しやすくする」らしい。

要するに現行ではマイナンバーの使い方なんかが、法律で細かく制限されているんですね。それじゃ政府として使い勝手が悪い。それでデジタル庁がマイナンバー法の改正案を国会に提出するそうで、ま、実質的に、今後は好きなように用途も範囲も決められる。

そうじゃないかな・・と予想したとおりに進んでいます。そもそもマイナンバーというものは、そうした網羅した形にしないと本来の意味がない()。で、次は「なぜか漏洩!」「意外な悪用!」というパターンでしょうね。必然。

渋々ながら、国民の何割くらいが取得したらこっちもカードを申請するか。だいたいポイントで釣ろうという魂胆が大嫌いです。できれば取得をずっーと遠慮したいけど、かといって不便を忍ぶ気はないし、国家の敵になるつもりもない。はて。

マイナンバー=国民総背番号 ですからね。

 

時間をとって少しずつやっていましたが、例の発作で、急に飽きてしまいました。またキャラ作りからやり直。なんとなく小人数で進めたくなったので。

実は2人組はやったことがあります。FighterとBishopだったかな。けっこうスムーズでしたが、ただ、進めていると寂しくなるんですね。こことかここ

で、中をとって今度は4人パーティです。うーん、いろいろ考えてLord、Ranger、Bishop、Bishop。片方のBishopは途中でRogueになる予定。このへんを考えているのが楽しい。

で、今まで使っていたのは「Classic Patch」というModです。かなりいい出来なんですが、それでも武器や防具が良すぎる感じです。甘やかしすぎ。うん、やはり素のバニラ環境に戻そう。そこでかねて保存してあった正規ファイル(Version 1.24版)をCディスクのWizardryフォルダにザーットとぶちまけ、上書きしました。このほうが潔い。

lockandtrap.jpg新パーティでとんとんとStealth修行をすませ、Rogueになった片方のBishopは宝箱の開錠レッスン。ひたすら「Inspect」です。初体験ですが、これは時間がかかりますね。ひたすら辛抱。でもなんとか3~4時間で終了して(スキルポイントを30まで上げた)レベル4へ進み、ここでふと「楯や刀の性能がClassic Patchのままだ」と気がついた。

そうか、単純な上書きでは追加のDatabaseがそのまま残っていて、インストルー済のClassic Patch環境が消えていなかった・・・・。無理やり上書きしたんで、進めていくと決定的な矛盾が生じる可能性もある。

仕方ないです。フォルダに残っていたファイルをすべて消しました。消した上でVersion 1.24を再度コピー。完全なやりなおしです。4日か5日ぶんが消えた。またキャラ作成から新規巻き直し。

 

goodbye.jpg朝日新聞出版★★★

この作者、たぶん読んだことがある気がするけど、はて、何だったっけ。

思い出せなくて調べたら「最悪の将軍」でした。徳川綱吉の話。けっこう通説をひっくり返して、面白い本でした。ひっくり返すけど、無茶ではない。要はセンスですね。

そうそう。テレビで見た「眩~北斎の娘~」も、原作はこの人の本。あれもよく調べていました。役者(宮﨑あおい、長塚京三、松田龍平)も良かったけど。


で、この本は幕末長崎の茶商、大浦屋の慶の話です。先細りの油商の跡継ぎ娘だったけど気に入らない婿を叩き出し、オランダ人相手に茶の輸出を始める。もちろん簡単な話ではなく、苦労に苦労をかさねたけど、結果的には大成功。豪商となる。

で、長崎といえば海援隊の連中。これがワサワサと出入りしていて、若い隊士に背中を流させたとか噂もたつ。竜馬とか後藤とか岩崎とかグラバーとか、おなじみの面々とも付き合いがあるし、しょっちゅう金をたかられる。

で、御一新。ここで悪質な詐欺にまきこまれて破産寸前。なんとか無体な借金を払い終えて、元大統領グラントの訪日の際には功労者として晩餐会に呼ばれる。すごい栄誉みたいですが、政府とか役人とか、実はたいして感謝もしていません。ま、みんなそういう扱いだったんでしょうね。

けっこう面白く読めました。

 

今月いっぱいまで無料とのことなので、寒風の中、重い腰を上げてインフルエンザ予防接種へ。ちなみに無料は65歳以上、一回のみです。

いつも通っている医院は(市の広報では対応施設のはずなんだけど)なぜか受け付けしていない。仕方ない、少し大規模なクリニックへ。

マスクして予診票を書いているとメガネが曇ります。書きにくいなあ。提出すると「こことここをお願いします」と指摘される。書き忘れがあったらしい。

やれやれ、と椅子にすわってから、あれれ、さっきのカウンターにバッグを忘れてきた。あわてて戻ってから座りなおすと名前を呼ばれたような。あれ、他の人も立ちあがっている。聞き違い。勘違い。

注射が終わって、セーターやらコートやらモコモコ着込んで、受け付けに書類を戻して、診療カードを返してもらって、やれやれ・・と帰ろうとすると「あ、出口はあっちですよ」と言われる。違う方向へ戻ろうとしていたらしい。スタッフが少し笑っていた。あわて爺さん。

爺さんなんだからピッと反応しなくてもいいんです。二回くらい言われてからおもむろに「うん?」と鈍く動くくらいでいい。

今後の心がけですな。ゆっくりゆっくり。あわてずに。のったり。

 

正月電話

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オトコ兄弟ばっかりの中でたった一人の姉から電話。年賀状をやめたのでその代わりに、とのこと。たしか昭和八年だから、えーと、89歳かな。受話器の奥から響くような元気な声です。

消息いろいろ。一人になった義姉(次兄は先年亡くなった)、寂しいかと少し心配していましたが、話によるとこの正月は息子が来ているとか。よかった。これも独り暮らしになっている弟(四男)のほうは電話してみたけど不在。どっか遊びにでも行ったのか。心配はしていないけど、あとでもう一度電話してみるつもり。

思い切って手術した膝の具合はどう?と尋ねたけど、どうも聞こえてないようでハハハと賑やか。(たしか北海道にいたはずの)次男が手配してくれて、子やら孫やら曾孫やら楽しく集まって会をやったそうです。ま、よかったよかった。

 

連合出版★★★

okotoba-b3.jpg「お言葉ですが...」の別巻3です。もちろん前にも読んでいました。

ただ、間違って借り出したくらいなんで、中身は何も覚えていません。トクです。何回でも楽しめる。

タイトルにも使われている「漢字検定」については、もうクソミソですね。検定の問題作成者はたぶん何も知らないバイト君で、せっせと辞書かなんか引いて訳のわからない出題をしている。

たとえば「船頭さんは蓑笠を付けていた」という文にフリガナをつける。「ミノカサ」ならま、いいでしょう。でもこれを「音」で書けという。正解は「サリュウ」だそうです。ハッ。

高島さんは何回も書いてるけど、そもそも日本政府の歴代の大方針は「漢字の廃止」です。こんなもんがあるから脱亜の一等国になれない。何回も何回も改革をやろうとしては失敗。で、敗戦を好機に今度こそ・・・とまた始めて、でも急にゼロにはできないので、とりあえず最小限の使用基準として「当用漢字」を決めた。ところが周囲からは猛反対で、結果グズグズ・・・で現在に至る。

だから国語審議会の答申がいつもヘンテコリンなのは仕方ないんですね。国家の方針国民の気持ち新聞の都合、みーんなズレている。

ということとは別に、読み直して面白かったのは「春望」です。杜甫の国破れて山河あり・・ですね。ほとんどの日本人は勝手な日本人ふうの解釈しかしていない。どこかの城跡で石垣のコケを眺めて灌漑にふける

国とは何か。「愛する日本国が・・」の国ではなく、朝廷、政治機構のことだそうです。つまりは王室。長安が破壊されたわけではないし、たぶん町並みはあまり変わっていない。壊れたのは権威、システムそのものです。同じように「城春にして・・」の城は「お城」じゃないです。城壁の中。つまりは長安の街ことだとか。

だいたい高島さんは漢文に返り点なんかつけて重々しく(あるいは感傷的に)読むのを嫌っています。そもそも「漢文」とはなんだ。中国語と言ってほしい。せいぜいでも「中国文」です。イギリスなら英語、英文。日本なら日本語、日本文。英文に(1) (2) (3)とか返り点をつけて、日本語で読んだりするか。

つまりは I1 love3 you2 と書いて「おれあんたが好きだ」と読みくだす()。日本の漢文に対する態度はコレですね。できれば「アイ ラブ ユー」と読んでほしい。

 

これをやったのがたぶん5世紀前後、古墳時代の日本の知識階級です。どうせなら中国語ではなく英語かなんかならよかったのに。中国語にくらべれば英語のほうがまだしも和語と相性がよかったはずだそうです。つまり水と油。べらぼうに難易度の高い「文字」の輸入をなしとげた。

少し違った。「我 汝を愛す」と読みくだし、意味は「おれあんたが好きだ」と解説する。

 

NHKの正月時代劇「いちげき」。クドカンの脚本ならある程度楽しめるはず、と観ました。幕末、薩摩御用盗に対抗するため、勝海舟の指示で農兵が育成されたという話です。

なるほどなるほど。良かったです。松田龍平の(ちょっと疲れた)新撰組教官は悪くなかったし、誇張過度の感はあるものの尾美としのりの勝海舟、俳優の名は知らないけど(メガネの相楽総三も良かったです。

ichigeki.jpgそうそう。世話係、飯炊き女の伊藤沙莉もよかったですね()。

ということで文句はないんですが、うーん、なぜ若い人気俳優はカツラをかぶらないんだろ。松田龍平とか杉本哲太とか渋い役者が月代は当然として、染谷将太や町田啓太(人気なんだそうですね)あたりは髪振り乱した現代ニイチャンそのままのスタイルです()。事務所が嫌うのかなあ。それとも単に手間がかかるから? たいしたことではないんですが、気になります。

 

じろうという人らしい。相楽総三は眼鏡をかけていたんですかね。相楽の赤報隊については確か長谷川伸がいろいろ書いてました。

伊藤沙莉、テレビドラマの「この世界の片隅に」の脇役でいい味を出していて、顔を覚えました。

町田啓太にいたっては髪をきれいに整えているのか?

 

麒麟山 開封

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元旦に封を開け、お屠蘇のまねごとで少し試飲。夜から本格的に飲み開始。

kirinzan.jpg最初はちょっと「昔ながらの麹の味・・」という印象でしたが、すぐ慣れます。スッキリして厭味がなくて、やはり美味しい酒ですね。

製造元の麒麟山酒造では「推薦温度=10度、20度、55度」。要するに燗をつけてもつけなくても、なんなら熱燗も美味しいよ、ということ。かなり自信がある。

それはともかく、清酒の瓶の開栓の方法を完全に忘れていた。ワインみたいに封の部分を押さえておいて瓶のボトムをグイッと回したけど、何回やっても空まわりするだけ。といって硬そうな蓋をナイフで切るのも難しそうだし。

うーんと悩んでいたら、子供があっさり金属キャップの切り込みからクルッと剥きました。あ、そうだった。清酒のような瓶のフタは剥くんだった。なんで思い出さなかったのか。

要するに清酒、ずーっと紙パックばっかりだったからですね。アホだなあ。子供相手だから平気をよそおってましたが、かなり恥ずかしかったです。

キャップの切れ込みが見えなかった・・という理由もある。老眼で細かいものが目に入らない。

 

正月二日、箱根駅伝初日が終わってから。Eテレで恒例の新春将棋が始まるようなのでチャンネルを切替。これは毎年必ずではないけど、タイミングが合えば楽しみに見ています。今年はどんな棋士が参加するのかな。

あれれ? 前からこんな形だったっけ。予想イメージとはずいぶん違っていました。一応、木村一基とか山口恵梨子とかは出ているけど、お笑いのサバンナが司会。あらためて新聞の番組欄を開いてみると「2023新春将棋バトル!バラエティー五番勝負」だそうです。そうか、バラエティー勝負なのか。

なんか駒を使ったマージャンみたいな4人ゲームの紹介なんが始まったので、仕方ない、消しました。

明日の「新春囲碁」のほうはどうかな。うーん、これも「プロ、囲碁好きアマ、覚えたてのAKB48が入り乱れ、タッグを組んでオモシロ対決」ですか。

どっちも方向性が違ってきた印象です。担当役員が変わったとか。少し、哀しい

 

初詣

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恒例。近所の神社へ参拝。いつもけっこう時間はかかるけど、今年は常にもまして長い長い列でした。

数列前に並んでいた御夫婦。ニ礼、二拍手、最後の礼が微動だにしないで長かった。いろいろ祈願があった。気持ちがこもってたんでしょうね、きっと。

風もなくて穏やかな元旦でした。

 

年末、年賀状印刷で無線接続のプリンタ()にデータを送ると、やたら接続が切れる。たいてい「オフライン状態です」というメッセージです。

いったん成功して、続けて印刷しているぶんには比較的スムーズなんだけど、ちょっと間があくと切れるような雰囲気。そんなバカな!と印刷状況を調べても、原因がわからない。ガチャガチャ無意味にいじったり再起動していると、なんかそのうち通じたりする。ま、そもそもプリンタなんて滅多に使わないからなあ。

あんまり不便なんで、設定を変更しました。MSが勝手に変更した接続方式「WSD Port」旧来の「標準TCP/IP Port」に手動で戻す。はい。とりあえずうまく行ったようです。双方向通信サポートもやっと有効になりました。

tcpip2023.jpgWSD Portってのは、何年か前、マイクロソフトが(親切にも)勝手に自動変更してくれたもので「Web Services on Devices」。そもそも「サービス」なんてのが怪しいですね。サービスにろくなもんはない。

何がいいのか知らんけど、ま、とくに問題ないからいいか・・・と座視していたのがダメだったかな。

ネットを調べると(想像だけど)ひんぱんなWindowwsUpdateが原因じゃないかとありました。なるほど。あれは何かと問題を起こしてるような雰囲気です。そもそも年に2回更新は過度すぎ。嬰児をあやすつもりだろうけどオモチャを与えて、寝ていた子をわざわざ起こして泣かす。

プリンタはすぐそこだけど無線ルータはいちばん北の部屋の窓際。かなり遠い。

 

よいお年を

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去年から使っている筆まめ。細かい設定を忘れていて狼狽したけど、ま、なんとか年賀状の印刷も終了しました。刷った枚数も去年にくらべるとだいぶ減ったし。

 

新聞を読むと腹がたつ。テレビニュースを見ると、アナウンサー連中のわけのわからない日本語や、腰の引けた解説にイライラする。いけませんね。怒ると免疫力が6時間下がるとかいう見出しを目にした記憶もあります。

多少は心おだやかな一年となることを。祈念

 

今年も暮れます。

なんか心おちつかない1年だったような飢餓 気がします 天候は不純 不順だったし、政治はおかしいし世界は危機壊滅状況。鎌倉時代の人々なら「末世じゃあ・・」とため息つくんでしょうね。
 
ZoomとかMeetとか

自分には縁がないだろうと思っていたテレワーク、それが世間の義理でZoomというのを体験する羽目になりました。仕方ない、駅前の大型店で廉価のヘッドフォン買って、安物のWEBカメラも購入。なんとか繋がりました。でも、なんか好かんなあ。ディスプレーを通して話す感覚が馴染めない。それなのに政府は「会話も飲み会もリモートはいかが?」などどアホ抜かしている。

やれやれと思ったら次は「Google Meet」だそうで、これもリモートの仲間みたいでした。やっぱり好かん。
 
スタスタ歩けなくなった

間欠性跛行ですね。大げさな用語ですが、なんのことはない「時々ビッコひく」という症状のことです。医学用語、このテが多いです。ビッコは差別用語なのかな。そうなら失礼。

原因はいろいろらしいですが、たいていは股関節あたりで血流が悪くなる。悪くなる原因は、ま、長年の酒とか喫煙とか運動不足とか。それでふくらはぎが痛くなる。宿命です。

そういう目で見ると、世間には歩行に苦労しているお年寄り、多いです。婆さんもいるけど、たいていは爺さん。これはあきらめるしかないです。うちの奥さんには「ゆっくり歩いてね」とお願いしてあります。気持ちゆっくり歩行なら1時間くらいは大丈夫です。で、概ねは気をつかってくれますが、ま、たまには忘れる。これも仕方ないことです。
 
Movable Type アップグレード

ブログのシステムであるMovable Type。無料使用版で「バージョン4」だったのですが、これが致命的な脆弱性とかなんとかで、安全には使えないと通告があった。仕方なく「バージョン5」にアップグレードし、続いて「バージョン6」に上げました。

いやー、大変だった。MySQLなるデータベースには初めて触れました。これ、かなり苦手な感じでずーっと遠ざかってきたんですが、仕方ない。また予想通り、アップグレードすると中の仕組みがグタグタになります。一筋縄にはいかない。ようやく落ち着いたようでも、細かな部分はエラーを山ほど吐く。正味10日くらいかけて、なんとかなんとか形ができました。

でもまだ不満な部分が多いんですよね。そのうち再設定しようと細かくメモを残してあるんですが、ふと先日読み返したら、もう何がなんだかわからかった。頭が悪くなってるなあ。
 
鎌倉殿の13人

nhk13lords.jpg今年の大河ドラマは久しぶりに良かったです。日曜日はザッと見て、翌週土曜の再放送を奥さんとじっくり見る。毎週度二度見。三谷の脚本、瑕瑾ゼロとはいいませんがバランスがとれいて、間違いなく楽しませてくれます。

主人公を美化しないのがよかったですね。NKK、主役をいつも大げさに「良いもん」にする癖がべらぼうに強くて、だから戦国武将が戦いを嫌がって手芸したり、大地主が百姓といっしょに手を汚して畑を耕したり、おヒイさまが手料理をしたり、妻に忠実なはずの憂国の青年がパリで浮気を・・・・しないしない。

ほんと、今回の義時の最後の設定はがんばりました。その代わり三浦義村の動機がずいぶん安っぽくなってしまったけど。その点だけば少し残念。
 
小田嶋隆、死去

今年は高島俊男さんに続いて小田嶋隆ですか。もう少し生きてほしい・・という人がなくなった。(小田嶋隆はなんとなく「さん」付けで呼びたくない気分なので呼び捨て)

死んだわけではないけど、玉川徹のモーニングショーから実質的な追放措置。これも哀しい。すごく好きな人かというと違うけど、ああいう人間は残しておかないといけなかった。テレ朝もほんとダメになったんだなあと実感です。

新聞、テレビ局、選挙、政権、野党、警察・・・。みーんな終わった感じがします。怒るのがアホらしくなった。怒りは体に悪いです。国民みんなの責任。トシヨリはもう長くないからいいけど。
 
地獄の釜

地獄の釜が開いた・・と思ったけど、すぐ閉まったのかな。たいしたことなかったようで、いつに変わらぬ景色です。はっ。
 
霰粒腫

要するにモノモライみたいなものですか。まぶたの裏の汗腺か脂肪腺かが詰まって腫れた。

たいしたこともなくゴロゴロするだけなんですが、ただ見栄えが悪い。珍しく眼科に行って、目薬を二種類。真面目にせっせと点眼していたら腫れが少しずつひきました。トシとると、いろいろ出てくるなあ。

 
日本海をみてきました

yahikoeki.jpg子供がすべて手配してくれて、家族で新潟へ。泊まりは岩室温泉。小さい宿屋で、板敷きなのにスリッパをつかわないなど不便なこともありましたが、食事はおいしかったです。だいたい新潟は何を食べてもおいしいですね。

晴天にめぐまれた弥彦は案外よかったです。佐渡がクッキリ大きく見えました。珍しい。裏に見える越後平野は予想外に狭かったです。
 
左肩の凝りが続く

ouch2.jpg肩の凝りはほぼ慢性的なんですが、年に数回は痛みが激しくなる。たいていは3日程度。

今年はなぜか長引きました。1週間ほど経過すると「痛い・・・」というより「辛い・・・」に近い。吐き気につながるような鈍痛です。夜中は姿勢に苦慮して、寝返りばっかりです。毎日々々モーラステープを貼っていたら、皮膚が荒れてヒリヒリ痛む。痛むけど鎮痛テープなので、そのうち誤魔化される。変な仕組みです。

ほぼ2週間かかりました。突然、治りました。
 
オニの攪乱

トシとると因果関係がワケワカメになる。これもそう。暮れも押し迫ったころ、いきなり熱が出た。

初日の午前中はなんか熱っほくてザワザワ。検温すると、何回計っても36度台。へんだなあ。

午後から一気に上がって、夕方には38.6度。頭痛とかノドの痛みがあれば間違いなくコロナなんですが、ただ発熱のみ。そんなに苦しくもない。ベンザのんで、少し酒のんで、寝ました。

翌日もさして症状はないけどずっーと37度台。酒のんでベンザ服用して、早めに就寝。

で、翌朝は目覚めるとスッキリ。快癒です。発症3日目。なんかのウィルスだんたんですかね。わからんことが多い。(ン十年ものの検温計となんか相性が悪いので、新しく購入。今度は30秒計測です。長い)

 

読んだ本はたった39冊か。平均すると10日に1冊。これじゃ「本が好きです」なんて言えないですね。したがって中身も不作で★★★★が2冊しかないです。
 
「炎環」永井路子

nagaimichiko.jpg鎌倉時代のこと、何も知らないことに気がついて、おそまきながら安易に永井路子。

読後にも書いていますが、これで少年時代に読んだ岡本綺堂の「修善寺物語」の背景がわかりました。なぜ頼家が伊豆に蟄居していたのか。そういう経緯だったのか。

常盤御前が雪の中、3人連れていた子の長男今若が阿野全成。これが鎌倉に馳せ参じたのか。知らんかった。まん中の乙若が範頼になったことも、なるほど!でした。たしか絵本では常盤に手を引かれていた小さいほうの子です。牛若はまだ懐の中。知識と知識が合理的にリンクしていないんですね。。

ちなみに通常の義経本では、範頼ってのは存在感のない無能武将で、いつのまにか消えます。子供たちにとっては梶原景時とならんで好かれないキャラです。
 
「鏡と光」ヒラリー・マンテル

kagamitohikari.jpgのサムネール画像ヒラリー・マンテル作、★★★★です。トマス・クロムウェルを主人公にしたシリーズの3冊目。トマス・クロムウェルというのは護国卿オリバー・クロムウェルの2~3代前で、ヘンリー八世の寵臣です。卑賤の身から這い上がり権勢を誇ったけど、不細工な王妃を世話したんで首を切られたという定説になっています。友人の画家のせい。

ま、そうした俗説はともかく。このクロムウェル3部作はいいですよ。大部、壮大。この頃の英国史に興味があるんならオススメです。登場人物にみんな血が通っています。類型的な悪人や善人はいません。ただし度し難いアホや脳タリンはいくらでもいます。多少の知識がないと前後が混乱するかもしれません。
 
「櫛挽道守」木内昇
 
kushibikimichi.jpgなにも知識なく読んだ本ですが、意外に読後感が良かった。その後、この作家のものは何冊か読みましたが、妙に気分を残す書き手です。

中山道薮原宿。「お六櫛」という超細かい櫛作りを生業にしている貧乏職人の話です。「夜明け前」の明るさをなくして、思い切って田舎臭く貧しくしたような本です。

で、年頃になっても嫁にもいかず、ひたすら櫛を作っている娘のところに隣の宿のいい男が婿に入って・・・というストーリー。ただ、あんまりストーリーに意味はないと思います。
 
「夢熊野」紀和鏡

yumekumano2.jpg源平時代の熊野。大昔には争っていた熊野三山が協力して「熊野繁栄!」の共通目標をかかげ、上皇や平氏との微妙な関係を模索展開する。中心にいるのは源為義の娘。怪しい丹鶴伝説のモトとなった女性です。

ファンタジーみたいな外見ですが、中身はけっこうハードと思います。なぜか味があって、たぶん4回目の読了でした。
 
「犬が星見た-ロシア旅行」武田百合子
 
inugahoshimita.jpg部分的には読んだ記憶もあったんですが、まともに読み切ったのは今回が初めてです。★★★評価。

武田百合子が亭主の泰淳、泰淳の友人で中国文学の竹内好といっしょにロシア旅行。1969年ですからブレジネフの時代ですね。さすがに簡単に逮捕はされないだろうけど、だからといって安心もできない。異国の乾いた空気を百合子が独自の感覚でとらえています。この人、ほんと独特です。

なんか自分自身、開放直後あたりの中国(香港から広東)へ行ったときの気分を思い出しました。農民はまだ貧しそうだったけど、みんな必死に上を向いている。ただし役人、警官は怖い。無事に出国できたときは、正直ホッとしました。帰りの飛行機、ガバガバ飲んでしまった。
 
「騎士団長殺し」村上春樹

kishidanchou12.jpgたまたま見かけたので読んだけど、たぶん駄作です。ま、春樹ファンならまったく文句は言わないと思うけど。

読後感想でも書きましたが、独身暮らしの主人公が広い家でご飯をつくって、ブリの粕漬け、漬物、胡瓜とワカメの酢の物、大根と油揚げの味噌汁。これは驚きました。

パスタでもサンドイッチでもない。ハルキで和食ってのは非常に珍しいです。びっくり。その借家に米の買い置きや漬物や炊飯器があったとは。

 

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