今年のインフルエンザ

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晴れ

風邪は99パーセント治ったような印象なのに、お腹の調子だけが元に戻らない。どうも今年の風邪の特徴らしい。

症状の出方は人それぞれのようで、私の場合は胃酸過多、便秘、食欲不振。日頃は快食快便、胃の存在など気にした事もなかったのが、昼も夜もずーっと胃腸の存在を意識させられ続けている。ボコボコと噴火口のようにガス爆発しているようだ。食事も不味く、ろくに食べられない。

話は変わるが、みぞれまじりの昨夜は帰宅の電車が人身事故で止まり、結局約1時間ほど延着した。寒い中、満員電車に閉じ込められてジーッと運行回復を待つのは苛立つし迷惑なことだが、人一人がラッシュ時の駅で意を決して死んでも(恐らくは飛び込み自殺だろうなー)、せいぜい数万の通勤客を1時間ほどイライラさせることしかできやしない。そう考えると、人の命の重みがはかなく感じられてくる。

この一年、この中央線に限っても何回の人身事故があっただろう。直接影響を被っただけでも4回、5回・・6~7回はあったかな。もっとあったのかも知れない。覚えてもいない。

電車のアナウンスは必ず「○○駅では現在救出作業中のため、いま暫く時間がかかります」という言い方をする。初めて聞いたときは、いまこの瞬間、電車の車輪の間でリアルタイムに苦しんでいる人の姿を想像してしまった。もちろん、実際には言葉の誤魔化しにすぎず、処理とか処置とかいう露骨な言葉の使用を避けているだけなんだろうけど。

ついでに。車掌は無意味に「遅れますことを心よりお詫び申し上げます」なんて謝るなよ。誰もJRが悪いから遅れるとは思っていない。車掌だって思ってはいない。密集した車内でこうしたアナウンスの上っ滑りする謝罪の言葉を何回も何回も聞いていると、かえって苛立ちがつのってくる。