「センテニアル 遙かなる西部」 J.ミッチェナー 

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河出書房新社 ★★


centenial.jpg太古から現代まで、ジェームズ・ミッチェナーの描くアメリカ西部史。確かテレビドラマにもなっていたはずです。

ミッチェナー本ですから、ま、堂々たるものですな。次から次へと主人公が移り変わり、時間は流れていく。センテニアルの場合は恐竜、馬、バッファロー、インディアン、白人、カウボーイ、農業、東洋からの移民たち・・・川の流れのように延々です。内容はミッチェナー本ですから(こればっかり!)安心保証付き。楽しめる。ドラマもある。読んで損はないでしょう。

確かミッチェナーにはハワイをテーマにした本もあったはずで、以前、一回読んだことがあった。なんとか再読しようと思っているのですが、手に入りません。一般的には通俗歴史小説という扱いなんでしょうか、案外、本が出回っていませんね。気に入った時に買っておけばいいようなものの、なんせミッチェナーですから超厚い、高い。というわけで、実際にはなかなか買えません。

このセンテニアルは多分、4回目くらいの通読です。全3巻。するする読めるけれど、なんせ量が多いからけっこう時間もかかります