PAULのパン

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晴れ

八重洲ブックセンター向かいのビルにPAULが店を出したということは知ってました。PAULというのはフランスのパンのお店。けっこうチェーン展開しているらしく、パリなんかだとやたらどこにでもある。しかも、けっこう美味しい。で、そのPAULのサテライト店が実は東京駅の地下(名店街)にもあると聞いたので、会社の帰りに寄ってみました。東京駅なら乗り継ぎで毎日使ってものですから。

並んでるんですねー。小さな店なのに、15人ほどの列ができていました。大部分は若い女性だったけど、男性も数人。おとなしく列に並んで、パンを3本買ってきました。太いバタール、細いフルート・アンシェンヌ、それにタルト・シクレ。計580円だったかな。

買って帰ったら妻が「急遽メニュー変更!」とか言って、当夜の食事は大根サラダとポタージュ(のようなもの。名称不明)、サワラのバタ焼き。グラス一杯残っていた安ものの赤ワインもひっぱり出してきました。晩酌はそれだけじゃ足りないので、合おうが合わまいが知ったことかと通常通り日本酒も燗を付けました。

ま、それなりには美味しかったけど、でもパリで食べるパンの味とはやはり違いますね。空気も違うし水も違う。香川で食べたうどん、信州の野沢菜、長崎のちゃんぽん。すべからく食べ物は地元がいちばん美味しい。ま、当然のことですが。

それにしても、昔、新潟駅で買った鮭の駅弁、うまかったなー。塩鮭もよかったし、米も違う。最近は駅弁ブームであちこちのデパ地下でも売ってるそうですが、塩鮭弁当のような(特産でもなく高価でもない)普通の駅弁も扱ってくれないかなー。