読まないつもりだったのに、読んでしまった。読んでしまえば、もちろんそれなりに面白い。
興味を引かれたもの=レクター博士の記憶の宮殿 / メイスンのマッチョ妹 /
フィレンツェの伊達男警部
興味を引かれなかったもの=レクター博士の妹の思い出 / シシリアの豚飼い男 / フィレンツェの名所の数々 / レクター博士の講演
/ 南米でのレクター&クラリスたちの行状 / 老いたクロフォード
記憶の宮殿ってのは、イメージいいですね。実際、こういう記憶術があるということですが。通常の人の場合は引き出しのたくさんあるデスクとか、ロッカーだらけの書斎とかを思い浮かべるということです。レクター博士になると、それが壮麗な宮殿になってしまう。ま、楽しめました。