曇り
来客など滅多にない家なのだが、昨夜はめずらしく優曇華の花(盲亀の浮木とも言いますな)で子供の友人が来訪一泊。二人で揃って朝早く東京西部の某所へ行く予定があるらしい。
普段は三人で余裕のある食卓も、四人となるとけっこう手狭だった。ビールなどを飲みながらにぎやかに歓談。親といるとフニャフニャ子供っぽく見えていた娘も、友人がいるせいかそれなりに大人っぽく対応している。学校ではこんな感じでやっているのか・・と今更ながら感慨。
朝は洗面所が大賑わい。なんせ妙齢が二人そろって鏡に向かうのだから空き時間なんてあるわけもない。しっかり食べるお客さんと、いつもの通り雀のエサ程度しか食べない娘とが連れ立ってバタバタと出ていった後、急に静かになった洗面所でゆっくり顔を洗いヒゲを剃り、娘がそっくり残した食事(つねになく豪勢。皿数もあった)を食べる。
お客さんも、たまにはいいものです。