「八匹の子豚」 スティーブン・J・グールド

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早川書房 ★★


kobuta.jpgお馴染み、グールドのシリーズ。この人の本はみんなそこそこ面白いのだが、完全に読み切ったというケースが少ない。恥ずかしながら途中で飽きてしまう。それにタイトルが同じような印象なので、そのうち読んだか読まなかったも忘れてしまう。困ったもんだ。

子豚とは、指のこと。なぜ動物(四足脊椎動物)の指は5本なのか。一見1本とか2本にみえていても、解剖学的には5本。たとえば馬の場合は中指が発達はしているが、その他の指の痕跡は残っている。不思議ですね。

という常識を破って、実は6本、7本、8本という例もあって、実は・・・・というのが子豚のお話らしい。うんうんと面白く読んだのだが、もう細かい内容は忘れてしまった。困ったもんだ。