雨
駅から会社までの道、あの交差点、あのビルの前・・と灰皿のある場所をしっかり把握している。なんせ地元の道路は歩行禁煙だし、駅構内はもちろんダメだし、吸う場所がない。どうしても駅をおりてから一服つけることが多い。ポイ捨ては気が咎めるので、灰皿のある場所までの道のりと時間を計算しながらの喫煙になる。
数日前から、その灰皿がなくなりつつある。灰皿のあった場所は歩道が穴になっているので赤いコーンが置いてある。不審だなーと思っていたら、その現場を見つけた。「灰皿撤去作業中」と小さな立て看板を置いて二人ぼど作業員が掘り返していた。区か町内連合会の仕事だろう。
近日、このへんも完全に歩行禁煙になるんだろうな。仕方ないことではあるが、うーん、仕方ない。タバコを吸うという習慣そのものを考え直さないといけないのかもしれない。そうは思うんだけど、なんせ長い長い悪習なので、なかなかに踏ん切れない。困ったものだ。
いっそタバコを販売中止にしてくれた方がまだしもスッキリする。税収に頼り、キヨスクでタバコを売り続け、タバコの自販機が街中に氾濫しているこの状況で、どんどんタバコを吸いにくくしているというのは矛盾だよなー。そんなに悪いものなら、売るな!