漆を継いで1週間たったので、ベランダに置いた発泡スチロール箱から出してみた。
ま、こんな感じです。茶色くデコボコになっているのでカッターで削ってみたところ、けっこう柔らかい。力を入れると削り過ぎてしまいそうです。なんとなく生乾きな雰囲気があったので使い捨てのポリ手袋をつけましたが、それでも削りカスが左手に散ってしまった。あわててオリーブ油で拭きとったけど、大丈夫だっただろうか。また心配です。
いずれにしても、こんなに柔らかいんじゃサンドペーパーで磨くというイメージじゃないです。もう少し養生してもらうため、また箱に戻しました。それにしてもこのところ気温が上がってないからなー。ただ放置しておくだけで乾いてくれるんだろうか。
本当は今日、前回分の成形・金散らしを終えて、ついでに新規分の器も継いでしまおうと計画していたんですが、暫定延期。もし来週になっても漆が完全に乾いてないようなら、表面に生漆を再度塗って、もっと環境のいい条件で再養生させようとも思っています。
なかなか思ったようにはいきません。
追記
あんまり外が冷えるので、ついに発泡スチロール箱を風呂場に移動させました。少しは硬化に効果があるかな。