集英社 ★★★

したがってストーリーなんて本当はどうでもいい。なぜタイムスリップしたのか、特にSFふう解説はありません。理由は不明だけどたまたま青年がタイムスリップしてしまった。で、もし2003年から1980年にタイムスリップしたら、どんなふうに感じるだろうか、どう映るだろうか・・という興味です。
ストーリーのバックグラウンドにビートルズ、ジョン・レノンを流したのが正解だったかどうか。あるいはいきなり共産圏のスパイらしき人物が登場したのも成功だったかどうか。いろいろ瑕瑾はあるみたいですが、でも単純に懐かしさだけでページをくりました。
楽しめる一冊でした。