早川書房 ★★
なんか読んでなかったような気がして借り出し。もちろん既読でしたが、でもストーリーを覚えてなかったから、ま、いいか。
ようするに「航空機製造」と「マスコミの本質的発想・手法」についての面白解説本ですね。このへんはアーサー・ヘイリーなんかとよく似ています。ただヘイリーと違うのは随所にコンピュータふうの略語データが羅列されることでしょうか。
最初に読んだクライトン本、えーと、アンドロメダ症候群かな。なんとなく雰囲気が同じ。あの本も謎の展開に解けそうで解けないもどかしさがあり、やたら報告書の形で無機質なデータが羅列されていたような気がします。それが全体のイメージを盛り上げて行く。あるいは、迷路の深みに落としこんでいく。
ま、一応は一気に読めました。