続 金継ぎ

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薄日

中断していた金継ぎの続き作業。

2カ月以上も放置していた発砲スチロール箱を開ける。デコボコに乾いている麦漆をカッターで削り整え、濡らしてサンドペーパーをかける。ほんとうならここで生漆を塗って金粉撒きに移りたいところなのだが、あいにく水が乾くまで待つしかない。

思いついて、まだ手つかずだった源右衛門の茶碗(実はこれが本命)と古伊万里ふう盃も取り出し、これも欠け部分に麦漆を盛ってしまうことにした。この第一段階をすませてしまえば、来週あたり、一気に金粉がけができるかもしれない。

今回は両手に手袋をし、注意しながらの作業をしました。またカブレるのは嫌です。欠けにザッと漆を盛り、水で濡らした発砲スチロール箱にまた戻しておきました。前回と同様、ご飯粒を練っての麦漆作りはなかなか難しいです。どうしてもダマができてしまいます。

追記
というふうに注意していたはずなのに、ゲゲッ、気がつくと足首に茶色い汚れが・・・・。こんなところに、どうして散ったんだろう。あわてて拭き取ったけど、かなり心配。早めにステロイドを塗ってはおいたけど・・・。