晴れ
いつの頃からか、少なくも数年前から足の裏にタコができている。正しい意味でのタコかどうかは不明だが、とにかくただでさえ固い踵の皮膚の一部が石のように盛り上がり、いろいろ不都合が起きる。気が向いてカッターなどで削っても、すぐまた厚くなってくる。軽石で擦っても、また分厚くなる。ボクは厚くなるんだ!と皮膚の奴が決めてしまったらしい。
先日、所在なく己が足をじっくり眺めてみたら、あれ、タコの奴がずいぶん大人しくなっているではないか。まだ多少は分厚いものの、ま、目立たないほどと言ってもいい。もう少ししたら消えてしまうかも知れない。
なるほどねー。もう数カ月というもの、まともに靴を履いていない。朝から晩まで酷使するということがない。家にいるときは裸足だし、たまに外出しても数時間のことだし。ふーん。
嬉しいというべきか。あまり嬉しくないというべきか。ちょっと複雑な感慨です。