曇り
「ホテルなんて高くない」そうですが、ま、庶民にとっては決して安くはないです。安くはないけど年に一回くらい、それも昼のバッフェなら、贅沢もほどほどというものでしょう。ほんの一時の宰相気分。
ということで今年も帝国ホテルに集まりました。
次兄のオゴリでシャンペンを抜き、豊かな雰囲気で時間を過ごすことができました。そうそう。今年は5兄の長男も初参加。少しくらい踏んでも叩いても心配なさそうな青年に育っていました。たのもしいですね。職場では「話の2~3割は英語」とか言うておりましたが、そういう国際派人間がこの家系から誕生したのか。ん、そういえば姉の長男もインドネシア駐在が長い。時代というものです。
とかなんとかで恒例の梅干しをもらって解散。あとで聞いたら茗荷も少しいただいたとか。翌日の朝食でさっそくいただきました。
亡くなった母親がいつも「おまえは茗荷が好きだったから」と、帰省するたびに茗荷の味噌汁、茗荷の漬け物を出してくれた。私は茗荷なんて好きではなかったんだけどなあ。
田舎の床の間にかけてあった掛け軸。虎の目に火箸を刺したのは私なのか、5兄なのか、4兄なのか。真相なんて今になるとどうでもいい。どうでもいいけど、誰が穴をあけたんだろう。