パソコン使い始めて、何年になるか。えーっと、たぶん25年程度ですか。けっこう長いです。
で、つらつら考えてみると、この四半世紀、ひたすらメーカーとの精神的な戦いです。特にマイクロソフト、アドビ、富士通などなど。
モトローラからインテルへの乗り換えとか、WIZWIGなクズOSがすぐ落ちたとか、ワードパーフェクト買って失敗したとか、ワードがお節介で腹が立って超アホだとか(エクセルだけは例外だけど。MSオリジナルじゃないはず)、古いことはいろいろあるけど、もう忘れました。
しかし現在でも問題なのは
・マイクロソフト=古いOSを見捨てるな!
・アドビ=アホみたいに新製品出すな! 古いのを見捨てるな!
・富士通=上に同じ。古い規格を捨て去るな!
なんか、みんな「見捨てるな!」がキーワードですね。
使っているPC、OSはWindows2000です。けっこう気にいってるし、10年越しに使っていて、なーーーんも不自由はない。MSのOSではようやくめぐり合えた堅牢な製品。そう簡単には落ちないし、やりたいことは、たいてい(手作業で)できます。結果論としては安い買い物でした。このまま一生つきあってもいいんですが、肝心のマイクロソフトがとうの昔に見捨ててしまった。
たとえば。
フォトショップ、これは高価すぎることを別にすれば良いソフトだと思います。使っているのが、えーと5.5だったかな。たいして難しい作業はしないので、機能的には十分すぎてお釣りがきます。しかし背景に使えるような何かパターン画像とかブラシ機能を使おうなどと欲張ると悲惨な現状に直面する。発売10年以上もたった古いバージョンでは、サイトに転がっている便利なフリーソフトがほとんど使えないのです。
しかたない、超高価だけど新製品を買おうか・・・と思うと、もちろん手持ち品は比較的安く購入できるアップグレード対象品からはとっくのとっくの昔に除外されている。「そんな古いもの使いつづけるのは当社のユーザじゃない!」というもっともな方針です。おまけに最新バージョンの推奨スペックを見ると、もう大昔のWindows2000なんてもっての他のサポート外。あはは。
仕方ない、XP、Vistaと2世代をスキップしたのでもう十分。そろそろWindows7かな、ビル・ゲイツに儲けさせるか・・と思うと、これも簡単じゃないですね。モニターとか(これも時代ものの三菱ブラウン管)プリンタ、ルータなどなど新OS対応は大丈夫か・・と調べるとたいていは大丈夫。おまけに「Windows7導入可能かどうか親切に診断してあげます」というソフトがある。ただし試してみようと思うと、あれれ、これもWindows2000なんてものにはイントスールできないらしい。最低でもXPみたいです。診断もしてもらえない。Windows2000から乗り換えたら悪いのか!
長く持ちすぎたんですかね。
で、富士通さん。これはキーボードの問題です。なんせ大昔(大昔ばっかり)に親指シフトのオアシス使い始めたのが縁というか腐れ縁で、しばらくはずーっと富士通のPCばっかり買ってました。
FM77、16β、FMV・・・と来て、ここから浮気して牛のマークのえーと、何だっけか、ゲートウェイ。でゲートウェイ2000の次からはもう自作です。使い回し使い回して使い回して、ずーっと自作続き。当初のフロッピドライブと筐体はいまでも使い続けてます。ものもちが良い。
何の話でしたっけ。そうそう富士通のキーボードですね。そもそもがオアシスだったんで、あの親指シフトに慣れすぎてしまったのが苦難の道でした。途中で何カ月かはJISキーボードも使ったことがありますが、基本的には富士通謹製の純正キーボード(定価3万円)。たしか消費税込みできっちり3万1500円払った記憶もあります(アキバの富士通プラザかな。それともツクモだったか)。
で、老後を見込んで買い込んだ旧式の純正キーボードがWindows7の64bit時代にも通用するかどうか。なんせ将来のための予備が2台しまいこんであるんです。今後もこれが使えるかどうかは大問題ですわな。
で、親切な富士通さんのサイトで調べると「そんな古いキーボードは使えません」と断言してある(あっ、どうしても親指使うのなら、3万円近く払って新キーボードを買えば、36bitのWin7には対応できるそうです。涙が出るほどありがたい話です)。
断言してあるけど、古くてもひょっとしたら使えるんじゃないかな、たぶん、もしや、あるいは・・・。あちこち調べまくっては千々に心が迷っておるのです。
もしWindows7を買えばまた10年は使い続けるかもしれません。たぶん、使うでしょう。そう考えると、やはり中途半端な32bitではなく64bit。で、その64bit環境で、慣れたキーボードが使えるのかどうか。オヤヂは今日も悩んでいます。
ためこむと腹ふくれます。ちょっと愚痴をこぼしてみました。