心覚えの意味もあるので、細かいですがメモ。
現状のパソコン環境は
・自作デスクトップ(筐体はもう12年使い続け)
・CPU= Athlon 64 X2(3800+ デュアルコア)
・マザー= ASUS M2V (SocketAM2)
・メモリ= PC2-5300 (DDR2-667) 2G×2 + 512M×2
・ビデオ= GeForce6600 (Winfast PX6600 TD) 128M
・電源= SuperCyclone SS-430HB/S(Seasonic)
・OS= Windows2000 sp4
要するに、ちょっと古いけどなんとかWindows7が動きそうという環境です。あんまり快適とはいえないでしょうが。
で、もしWindows7にするなら、短くても5~6年、うまくすれば10年は使おうと思っています。Win7がそれに値するようなOSだといいんですが。
というような長期計画の場合、どう考えても32bitという選択肢はありません。いつ世の中が64bit時代になるのか知りませんが、たぶんあと3年、4年もたてばなんとなく「フツー、64bitでしょ」という環境になりそうな気がしています。
とかなんとかWindows7を使っているうちに、たぶんマザーボードかCPUがオシャカになるでしょう。CPUが先ならSocketAM3対応のものを買えばいいので簡単ですが、マザーが先にダメになると(こっちの方が可能性大)少しややこしい。あえてSocketAM2対応マザーを買うのもナンだし、といってSocketAM3にすると、CPUとメモリも新調しないといけない。
DDR2とDDR3の両方が使えるまともなマザーがあればベストですが(あることはある)、さて、信頼性はどうかというと、んんん・・・です。ま、その時点で悩むんでしょうね。
■互換性
いろいろ調べ漁った結果としては「たいていのものはWindows7で動くだろ」という感触。わけのわからないXPモードなんてインストールしなくても、通常のXP互換モードとか2000互換モードでかなり動きそうな按配です。
Office2000も一部問題はあるけど、たぶん動きます。古いPhotoshopもたぶん大丈夫そうです。エディタやFTP、メーラー、DaemonToolなども問題なさそうです。プリンタなどデバイスドライバもたぶん問題なし。
ゲーム(98時代の代物) もたぶん遊べそうな感触。 メインのWizardry8も海外サイトの報告を見ると、制限はあっても動いているようです(そもそもWindows2000環境でだって、DirectXはたしか7でしか使えず、画面はかなり暗いです)。
心配なのは親指キーボードだけかな。KB-211という化石時代のキーボードなので完全に見捨てられてて、だれも「大丈夫だよ」とは保証してくれない。どうもハードウェア内部で親指打鍵を通常JISコードに変換しているという賢いキーボードらしく(いかにも当時の富士通!)、だからこそ互換性にいろいろ問題が生じているらしい。
最初から英語で話してくれればいいのに、入国審査のオヤジ係官が「カンコ?」などと聞くような感じ。「カンコ?」が「観光?」であることに気がつくまでえらく時間がかかる。むこうも「親切に日本語で聞いてやってるのに・・」と傷つく。
親切な親指エミュレータは世間にあふれているんですが、どうもこうしたソフトの関心は「高くて手に入らない純正キーボードではなく、通常の安価なJISキーボードを使って疑似親指入力を可能にする」ということみたいですね。
いろいろ設定してみてもうまくいかず、なんか不思議でチグハグな・・と不審に思いながらも、これに気がつくまでけっこう時間がかかってしまいました。さきほどの例だと英語を日本語に翻訳してやろうと待ってる人に対して、カタコト日本語を話すもんだから混乱するケース。
KB-211というのは、そうした「ちょっと賢くて迷惑な」キーボードらしいです。
とはいえ、もう「知るか!」という心境ですね。グダグダか考えてても仕方ない。ただ突進あるのみ。ダメならダメでまた考えればいい。それにあちこちの情報ではこのキーボードも「不完全ではあるが、ある程度は動く」という雰囲気が感じ取れます。
不完全でもいいんです。イライラしながらでも親指入力ができれば、それでいい。
やってみるか。貧乏だけど近々アキバにでも出かけて64bitのDSP版買ってくるつもりです。いまのところT-Zoneがけっこう安い感じ。バルクメモリと一緒ならもっと安いところもありますが、ま、ビル・ゲイツに敬意を払って清く正しくUSBボードかLANボードを買うつもりなので。