三菱の23インチ液晶モニタ、RDT232WXを使い始めてから1カ月が過ぎました。だいぶ慣れたので使用感など整理してみます。
◆画面サイズ、大きさなど
ちょうどいいサイズですね。これ以上大きいとたぶん首が疲れます。
ただしデフォルトの1920x1080だと、文字サイズが小さすぎて私には辛い。仕方なくフォントを110%に上げていますが、残念なことに文字を大きくするとHTMLのデザインが少し狂ってしまうのが惜しい。
かといって1600x900など解像度を下げると、あははは、滲んで汚すぎ。許容範囲を越えてますね。これが液晶モニターの宿命のようです。
◆画質など
初めてのDVI接続ということもあるんでしょうが、クッキリ綺麗です。IPSパネルということで、多少斜めからみても違和感はありません。ちなみにノングレア。スタンダード画質で見ています。
とりあえずブライトネスを50%、コントラスト45%程度にしています。当初はこれでもまぶしい印象でしたが、すぐ慣れました。予想していたほど目が疲れません。
◆キャリブレーション
厚紙の絵を使うキャリブレーション用ツールがありますが、すこしやってみて断念。あまり実際的な感じではありませんでした。いろいろ試してみましたが、「ま、どうでもいいや」と諦めています。正しい色よりも、目にやさしい発色のほうが大事。
◆ゲームなど
4対3のゲームなどを立ち上げるとき、当初はOSからウィンドウを立ち上げていましたが、この場合、ウィンドウ画面がかなり暗くなる。ガンマ修正ツールを使うしかありません。
またマウスカーソルがうっかりウィンドウの外に出るとアクティブでなくなり、ツールバーにスッ飛んでしまうのが難点でした。
その後モニタの「アスペクトモード」にしてみたら意外に快適なので、こちらを使っています。通常はフル画面選択しかできませんが、4対3アプリを立ち上げた状態でなら「アスペクトモード」を選択できるようになります。表示画面の左右に黒い帯ができます。
◆価格など
結果論として、そう高い買い物でもなかったという印象です。長持ちしてくれるといいんですが。おまけに買った後、すこし値が上がっているのも気分がいい。もし壊れるのなら、保証期間の3年以内にしておくれ。その後はイヤよ。
◆支持パーツ
安っぽいプラスチックパーツを組み合わせて高さを決めます。サイトでは評判が悪いようですが、とくに気になりませんでした。一回高さを決めたら、そこから変えることはないし、ひどくグラグラすることもないようです。
◆HDMIとか音とか
まったく用がないし、興味もなし。したがって評価できません。
◆設定の容易さなど
数個の小ボタンが枠の下部についています。直接見えないところを指でさぐりながら操作します。非常に使いにくいですが、そうひんぱんに触るものでもない・・と考えれば納得。
ただし電源オンオフのボタンも同じ位置にあり、あまり使うと壊れそうで怖い。そのかわりミニ・リモコンが付属しています。これも小さくて安っぽい作りですが、あんがい便利です。(ただし電池を入れ換えするときが少し怖い。非常に粗悪な作りで、ツメが非常に固い)
というわけで、総じて気に入っています。ただし耐久性だけが問題ですね。一般的に液晶は3万時間とか5万時間とか言われているようで、9時間×360日×9年=29160。ざっと9年で3万時間ですか。持つかな。