理髪店で髪を切ってもらっていたら、ラジオから「テネシー・ワルツ」が流れてきました。歌うのはもちろんパティ・ペイジ。
はて。パティ・ペイジのテネシー・ワルツ、聴いたことがあっただろうか。完全に江利チエミの持ち歌という記憶しかないです。ふーん、本物はこんな声で唄ってたんだ・・・と髭をあたってもらいながら考えてました。一人二役の二重奏(というのかな) でした。洗練されてはないですが、同一人物だからハーモニーは悪くない。柔らかな、温かみのある声です。
それにしても、テンポが遅い。のろい。昔の曲はみんなスローテンポだけど、それにしても遅いです。テ ネッ スィ ィー ウォォー ルツ・・ と情感をたっぷり入れる。ワルツじゃなくて「ウォルツ」と発音してますね。家に帰って調べてみたらスペルは Waltz か。たしかに「ウォルツ」だわな。
おまけにワルツを踊ることを「To the Tennessee waltz」という言い方をするのね。このTo は絶対に思いつかないです。
1950年初頭の歌なんですね。何も考えずボケーッと数分間でしたが、なかなか楽しい時間でした。頭もサッパリしたし。