AMDのFM1ソケットについては少し書きましたが、困ったことに次のSocketFM2は互換性がないような雰囲気ですね。
せっかくSocketAM2、SocketAM2+、SocketAM3・・と 重なり合う形で継続してきたのに、どうやらこれはSocketAM3+で打ち止め。これくらい続けばもう仕方ないです。でもせっかく新しいSocketFM1が始まったばっかりなのに、すぐ次のSocketFM2との間に断裂がある。何考えているんだろ。
で、最近は使っていなかったIntel事情も洗ってみると、なんかCore i5とかCore i7とかかなり高性能っぽいし、さらに第二世代のCore iシリーズは、もっと早いような雰囲気。CPU性能では、すっかりAMDは見捨てられたような感じです。
でも今までだって実はIntelのCPUは高性能でしたが、その代わり価格がネックだった。3万とか5万なんてCPU、貧乏自作では絶対に使えません。常に性能と価格のバランスで、いままではコスパのAMDが有望な選択肢だったわけです。
ということで、代表的(と個人的に思う)パーツを調べてみました。なるほど。
CPUスコア | GPU | Exp Gra値 | 参考価格 | |
■Core i7-2700K | 620 | (HDG 3000) | ExpG 5.9_6.2 | 27,000円程度 |
■Core i5-2500K | 430 | (HDG 3000) | 17,500円程度 | |
(HDG 2000) | ExpG 5.2_4.7 | |||
■FM1 A8-3850 | 320 | (HD 6550D) | ExpG 6.6_6.6 | 12,000円程度 |
■AthlonII X4 640 | 200 | |||
※AthlonII X2 250 | 100 | (AMD785G =HD4200相当) |
ExpG 4.0_5.3 |
「スコア」はたまたま探したサイトが掲載データを元にした相対値です。何のスコアかは不明ですが、ま、だいたいの参考にはなります。グラフィックのエクスペリエンス値も一応は参考に。うん。こうしてみるとたしかにCore iのシリーズは速いみたい。
ただし相変わらずIntelのCPUは割高です。いくらよく走っても2万円は出せないなあ。おまけに統合グラフィックが充実したとか言っても、それでもまだショボい雰囲気ありあり。別途にグラボを買うのが前提とすると、かなり費用がかかります。それにマザボも相対的に少し高い。
グラフィック性能 | スコア |
■HD 6550D(統合) | 420 |
◆HD 5550(単独VGA) | 420 |
■HDG 3000(統合) | 210 |
■HDG 2000(統合) | 100 |
※AMD785G(統合) | 50 |
いろいろ考えると、もし今どうしても買う必要がおきたら、やはりFM1 A8-3850あたりになりそうです。まずまずのCPU性能で価格が安い。統合のグラフィックもけっこうな力がある。これに7000~8000円のマザボをつけて、メモリが4G×2枚か。ざっと2万3000円。真面目にへそくり貯め始めないといけません。
けっこう勉強したから、これで半年や1年は冬眠していても大丈夫かな。いやいや、そのうちIvy BridgeとかTrinityなんてのが出るらしいから、また目を覚まして調べまくらないといけないかも。