何回も書いてることですが、昔の親指シフトキーボードを使っています。
親指シフト、気に入ってるから、オアシス時代からかれこれ四半世紀も使い続けているんですが、問題はキーボードが富士通謹製しかなくて非常に高価(3万円程度)。また公式のドライバーも富士通のJapanistしかないということです。
もちろん逃げ道はあります。通常のJISキーボードを無理やり転用するとか、えらい方々が考案して提供してくれているエミュレータを使うとか。JISキーボードで親指シフトするんだから、エミュレータの場合は当然のことながら、キーを見ないホームタッチが要求されます。ホームタッチか。大昔、ちょっと覚えかけたことはあるけど、もう完全に忘れてるなあ。
ということで面倒なことを避けようとすると富士通の純正カナ漢字変換ソフトである「Japanist 2003」です。古いけど使いやすくてけっこう良いソフトではあるんですが、惜しいことにWindows7 64bitには対応していない。で、古くからのユーザはさんざんブーブー文句たれたわけです。
で、富士通さん、昨年の夏頃、Japanist 2003 体験版(64bit) という不思議なものを出した。タダだから体験してみてね、ということ。その代わりタダなんで、機能はいろいろ制限されている。おまけにこの体験版、今年の3月31日までしか使えないよ。
はい。31日が迫っています。でもJapanistサイトになーんもメーセージが出ないので、これまたユーザたちが大騒ぎ。ふつう「3月31日まででオシマイ」ということなら、3月に入ったあたりで何かご挨拶がありまさね。ところがなーんもなかった。
イライラしてたら、出ました。23日ごろだったかな、「Japanist 2003の64ビット対応版につきましては、3月末にアップデートパックとして提供する予定です」。
ま、ありがたいことです。当分、Japanist 2003を使い続けられるでしょう。でも今日はもう29日ですが、まだ何も反応がありません。「月末」ってのは、いつのことなんですかね。キリギリ31日(土曜) なのかな。形だけでも週末は休みでしょうから、すると金曜、30日だろうか。
どうせならもう少し早めに安心させてほしいですね。富士通の技術陣にとってカナ漢字変換の64bit対応が難問ということもないでしょうし。もったいつけず早く出せばいいのに。ヤキモキした気分で待っています。