★ 新潮文庫
本棚で見慣れない本を発見。なんか読んだ記憶がない。クラークのものなら読まずに「積ん読」は考えられないのだが。
例によってクラークが原案を出し、若手(か?)が小説化という展開のようです。クラークの晩年はこれが多くて、たいてい(というよりすべて)が駄作です。
で、危惧しながら読み始めて・・・・うーん。ダメでした。なんか書いた作家は映画化でも想定していたような雰囲気で、無意味にドラマチックでラブロマンス入りで、サスペンスふうで、設定の国際情勢も陳腐で・・・・。挫折。クラークの良さがなーんもなかったです。損した。
追記
どこかの書評を読んだら、最後のほうが面白いそうです。なるほど。でも読み通す気力ないです。