本当はサイドフローが欲しかったんですけどね。でもケースの横幅に納まってくれる12cmファンクーラーがない。いや、たったひとつだけ DEEPCOOLのGAMMAXX 300 というのがギリギリで高さ144mm。これならなんとか入ります。ただクーラー本体のサイズが小さくて、専用12cmファンの径を絞るような形で付けている。つまりファンの交換は無理な雰囲気。
ファンなんて普通は簡単に壊れはしません。たいていは交換する機会もないはずです。でもこのGAMMAXX 300はドスパラ一店扱いで、しかも1680円。ちょっと安すぎるのが不安材料。クーラーが軽くて、価格が安くて、細工はあまり上等じゃないでしょうね、きっと。ファンの品質もあまり期待できないし、3本ヒートパイプ。惜しいなあ。これが通常の角形12cmファンで、価格が3000円程度だったらパクッと買うんですが・・・。
ということでサイドフローは諦めました。どうしてもというと9cmファンになりますが、うーん、9cmか・・・。12cmと9cmじゃけっこう音量が違うだろうなあ。
とかなんとか。結局トップフローの12cmで、あんまり背が高くなくて横板との余裕があり、そこそこの品質。大きな期待は持たずEnermaxに決めました。決定的に冷えるという評判はありませんが、すごく悪いというレビューもない。ある程度は使えるでしょう、きっと。アマゾンが5270円とちょっと値下げしたのを機会にクリックしました。
5000円オーバーは正直、ちょっと高いです。実は最後まで迷っていたのがクーラー本体だけの Samuel 17で、こっちは実にきれいな作りで惚れ込みそうな製品。適当な静音ファンを合わせるというのも悪くはなかったのですが・・。
ほんと、CPUクーラーは調べるのが大変でした。選ぶのはもっと大変でした。たぶん今回選んだETD-T60-TBも、いちばん端のメモリは使えないでしょう。リアの排気ファンとも近すぎるようだし、いろいろ問題は発生しそう。
何回も筐体を開けるのは面倒なので、こんどフロント用の12cmファンを買ってから一気に付け替えします。何を隠そう、いま使っているフロント吸気、少なくとも4~5年は回し続けてるんで、そろそろ換えないと不安です。2200回転とけっこうな騒音発生源でもあるし。