★ 新潮社
「デスペレーション」の並行(あわせ鏡)ストーリーだそうです。ところが肝心のデスペレーションを、ほとんど覚えていない。なんか凶悪なモンスター警官がいた程度の記憶で、そこから何がどうなったんだったか。はて。
レギュレーターズはスチーヴン・キングではなく、リチャード・バックマン名義です。バックマンというと、面白かったのは「死のロングウォーク」くらいでしょうか。あと何があったのやら。ちょっとB級感覚なんでしょうかね。で、案の定、このレギュレーターズもすんなり読み進めることができたのは前半だけ、だんだんチープな感じになって、終末も「なんかなあ」という雰囲気でした。
いきなり「あの子のせいよ」と言われたったねぇ。でもみんな簡単に信じてしまう。トイレが必殺技だとか、廃坑の呪いとか。途中で出てきた恐竜はどこへ行ったんだ?
とかなんとか。はっきり言って駄作の部類ですね。残念。