河出書房新社
池澤夏樹編世界文学全集の1冊です。訳は池澤、著者はアップダイク。とうぜん面白く読めるはずだったのですが、どうしても続けられなかった。放棄です。
そういえば池澤夏樹の小説でまともに読めたのは「マシアス・ギリの失脚」だけ。ほかになんか短編もあったかな、風力発電の話とか(※)。あとは全滅です。「静かな大地」は2回借り出して2回とも投げ出した。
「楽しい終末」とか「ハワイイ紀行」などエッセイふうのものはかなり好きなのですが、どうも小説だけは合わないようです。なぜ?と問われても困ります。飽きてくる。辛くなる。結果的に返却期限がくる。
実はアップダイクもそうで、けっこう好感はもってるんですが何故か読めない。たしか代表作のウサギシリーズなんかも挫折しています。
仕方ないですね。アフリカのとある貧乏国の大統領(マシアス・ギリ、あるいはカダフィにも似ている)がクーデタで倒れるというような話らしいので、期待してたんですがダメだった。
ちょっと残念。そういうこともあるさ。
※「すばらしい新世界」という本かな。短編じゃなかったようですね。