今年はいろいろ買い換えた年でした。
Skyrim (1月)
そもそもは The Elder Scrollsシリーズ5「Skyrim」を知ったことです。10年ほど前にシリーズ3の「Morrowind」を遊んだことがあり、かなり気に入っていました。それっきり忘れていたのですが、たまたま新作が出ていることがわかり、しかも出来が非常にいいらしい。こりゃ買わなくっちゃと決心。ゲームを買うなんてほんと久しぶりです。
で、調べてみるとまったく浦島状態で、世の中は激変しています。まずビデオカード。仕事に使ってるぶんには特に不自由なかったオンボードのAMD 785Gですが、これでSkyrimを遊ぶなんてとんでもないことがわかった。このSkyrim、ゲームってのはだいたいそうなんですが、要求スペックが非常に高いんです。このままインストールしようとしても、たぶん拒否される。
Radeon HD 6850 / Cougar GX 600 (2月)
でビデオカード事情を調べてみると、そこそこの価格でなんとかスペックを満たすのがRadeon HD 6850あたり。少し高いけどSAPPHIREにしました。もっと安いメーカもありますが、安物を買うとかならず後で後悔するんで。(あっ、さして根拠ないですが黒メガネ製品は好かんです)
このHD 6850、6pinの補助電源は1本だけで十分(要するに電力消費が少ない)という手軽な代物ではあるんですが、しかしこれまでの電源(Seasonic 430W)では役立たずと判明。12V出力が完全に足りないし、補助電源プラグもない。仕方ないですね。いろいろ物色した末に選んだのが巨大なCougarの600W電源(GX 600)です。一応80PLUS GOLD認証でファンは14cm。かなり静かです。
つまりビデオカードと電源を新調して、ようやくゲームのインストールだけはできた。ハードルが高いです。やれやれ。
Core i5 2500K / P8Z68-M PRO / CORSAIR DDR3-1600 (4月)
しかし快適に遊ぶにはもちろんCPU性能も必要です。これもいろいろ眺めてみると、もうAMDはオシマイの雰囲気。ずーっと「安くて性能もそこそこ」だったのが「安くて性能も低い」という印象になってしまった。APUとかいう選択肢はあるけどゲーム用としては魅力がないし、ここでまたAMDを選んでもあまり展望がないような・・・。しかたない、方針変更してIntelにするか。
で、Sandy BridgeのCore i5 2500Kを選択。Core i7のほうがよさそうだったけど、なんせ高価です。4コア4スレッドもあればたいてい問題ないだろ、と妥協の産物です。
もちろんCPUをとっかえれば、マザーボードも変更しなくてはいけない。これは今までどおりASUSのマザーから選んで、Z68チップで適当な価格のP8Z68-M PRO (LG1155)。ASUSの読み方、エイスースに決まったらしいですね。勝手に「アザス」と読んでますが。
メモリも必要です。たいした根拠はないけど比較的よさそうなCORSAIRのDDR3-1600、4Gを2枚で計8G。Windows7の場合、8Gもあればまず不自由することはないでしょう。これ以上多くしても電力消費が増えるだけだし。
やれやれ。一段落。
Enermax ETD-T60-TB (6月)
で、落ち着いたんだけど、温度を計ってみるとけっこう熱いです。うーん、夏を乗り切るにはCPUクーラーも必要かなあ。このへんも浦島状態でした。調べてみるととにかくクーラーが巨大化してる。おまけにサイドウインド式なんてのが人気なんですね。でも持っている古いPCケースには、大きな横流れ式クーラーは入らない(フタにぶつかってしまう。悲しい)。
とかなんとか、さんざん調べて迷ったあげくEnermax ETD-T60-TB (12cmトップフロー) に決定。そこそこ高価なクーラーです。ついでに時代物の12cmフロントファンも交換しました。
PLEXTOR PX-128M5S (10月)
そしてトドメがSSDか。よく使っているアプリの立ち上がりがひたすら鈍重に感じられてきて、かなりストレスがある。えーい、やっちまえ・・とシステムをSSD化です。買ったのは評判の良さそうなPLEXTOR PX-128M5S。ちょっと心配はしましたが、けっこう快適で今のところ問題はないし、結果的に容量も128Gで十分だったようです。2~3年も使ったら、たぶんまた買い換える予定です。場合によったら古いSSDをキャッシュ専用にするってのもいいですね。
などなど。けっこうお金を使いました。ざっと7万円。でもこれで一応はオシマイ。とりあえずやることがなくなって、はっきりいって、つまんないです。祭り終わって心寂し。