★★★ 早川書房
村上春樹訳です。
登場の私立探偵フィリップ・マーロウはまだ若いです。まだ体力もたっぷりあって行動力も抜群。後年ほどは人生に疲れていません。
例によって(というか、宿命ですね)ストーリーはわけわからん。誰が誰を何の理由で殺したのか、やたら出てくる拳銃のうちどれが何発発射されて、誰が死んだのか。ま、そんなことはどうでもいい。
で、例によって女どもには妙に好かれる。美人姉妹+αがそろって好意を示す。手練手管だけでなく、思い切って直接的に迫ってくる女もいます。マーロウも我慢するのはかなり大変だった模様です。
大昔に一回くらいは読了しているはずですが、もちろん何も覚えていない。ま、今回も、楽しく読みました。