先日、市ヶ谷へ所用。久しぶりに神楽坂へまわろうと思ったのですが、あんがい乗り継ぎが不便です。正しくはJR市ヶ谷から飯田橋まで1区間乗り、そこから地下鉄で神楽坂というのが筋なんでしょうが、実は飯田橋での乗り継ぎがけっこう歩く。
幸い天気もいいのでショートカットして歩くことにしました。目的は地は神楽坂通りの真ん中あたりです。
市ヶ谷駅から橋を渡ってお堀沿いに少し歩き、大日本印刷の看板を過ぎたあたりから住宅地に左折する。牛込通りというのかな、正式な名前は知りません。坂をだらだら登って、適当なところで今度は右折する。ちょっと古びた住宅街をいいかげんに曲がったり下りたり上がったりしていると神楽坂の真ん中へんにひょこっと出ました。20~30分くらいですかね。たいした時間ではなかったです。
出たところにPAULがあったんで(前からあったっけ)バゲットを1本。混んでいました。少し坂を降りて五十番で肉まんを5つ。ここもオバはんたちで混んでいました。神楽坂商店街、平日でもけっこう人出が多いです。
で、ちょっと厚着してたせいか汗をかいてしまった。
たぶんそのせいでしょう。翌日から不調。風邪ひき。通常パターンなら必ず鼻水から開始なのに、この風邪はいきなり熱が出る。翌日は39度近くまでいきました。関節も痛まないし、喉も痛くならない。頭痛もない。ただ、熱。これくらい熱がでると歩くのが不便になります。やたらフラフラして、かなり注意していても転びそうになる。
背筋が弱って、平衡感覚が乱調で、物との距離感覚がへんになる。ベッドから起き上がるのが苦労で、スリッパ履いて立ち上がるのも大変。転倒するとみっともないので、かなり注意深く動くんですが、それでも危ない。
結局、3日間ほど寝てました。すっかり寝飽きました。で、最後は汗をかいて回復。
わかったこと。
たった3度近く体温が上昇するだけで人間の体はずいぶん不自由になる。食べ物がちっとも美味しくない。文字通り砂を噛むような味になる。白湯がいちばん美味しい。思考が定まらない。活字が読めない。テレビも見たくない。コーヒーカップに湯を注ごうとするだけでヤカンの口がカチカチ当たる。ほんと、役にたたないもんです。
パソコンの熱暴走みたいなもんで、あっちこっちが訳わからなります。よく聞く、オレは病気なんかに負けないぞ!という方、すごいですね。この点、どうも自信がなくなりました。
人間、健康が第一ですわな。