下手の横好き(ただし観戦のみ)とでもいうか、けっこうテレビやネット中継を見ていた将棋ですが、このところ急に関心が薄れた気がします。なんか気がのらない。
どうも先日の竜王戦、渡辺が10年目にして失冠(10連覇できなかった)からのような気がします。渡辺が竜王であろうがなかろうが、さして違いはないはずなのに、なんか詰まらなくなった。不思議ですね。
関心が薄れたといえば、夏過ぎまでかなり熱心に見ていた「あまちゃん」。最近もときおり能年玲奈をテレビで見ますが、なんでこの子を応援してたんだろ?という感覚。どうしてあんなに魅力的に見えたんでしょうかね。そもそもあの朝ドラがなんでそんなに面白かったんだろ。果てしない大昔のような気がします。
そうそう。将棋では23日、里見香奈二段が奨励会の三段に上がりました。いままでの女性最高位は初段くらいじゃなかったかな。したがって二段でもすごかったんですが、ついに三段リーグ入りです。
三段リーグは鬼の棲み家とか言われる集団で、プロ入り一歩手前の天才集団が血相かえて将棋に打ち込んでいる。ただし年齢制限があり、それまでに四段(つまりプロ)になれない会員は退会させられます。子供の頃から将棋だけしてきた純粋培養の青年が、リミットの26歳までに勝ち抜けできないと「オマエは辞めろ」と宣告される。まったく新しい人生を再設計しないといけない。辛いです。
里見香奈が26歳までにプロになれるかどうか。まったくわかりません。でも生き残ってほしいですね。もし成功すれば日本初の女性棋士誕生です。
今度はこっちのほうを応援しようかな。ただ、奨励会の対戦は公開されないからなあ。もしネットで中継でもあればかぶりつきで見るんですけど。