BSプレミアムの「よみがえる江戸城」、録画しておいたのを見ました。
5年の歳月をかけて本丸御殿を再現したCGだそうで、想像通りの部分もあり、意外だった分もあり。とくに松の廊下が開けっ放しではなく、板戸締め切りで薄暗かったという指摘は非常に面白かったです。
CGといっても、ほぼ忠実な資料データに基づいた構成なんですね。出てきた研究者が「これを元に実物を作れるような設計図です」と自慢していました。数多い襖絵や壁絵、装飾金具も、それぞれ下絵を実際に描いて、それを元にしたCG。手間がかかるのも当然です。
ただ大広間や松の廊下に時間をとったせいか、家格と控えの間の関係(帝鑑間とか柳間などなど)など細かいお話はなし。そもそも出だしからコメディ仕立て進行だったんで、覚悟はしてました。ほんと、こういう番組でタレントとか俳優とかズラズラ並べる必要はないんだけどなあ。早送りで飛ばしました。
あ、余計ではあったけど、忍者アニメの部分はけっこう楽しかったです。要するにクォリティの問題なんでしょうかね。