何気なく、久しぶりにTVタックルを途中から。例のメンバーがケンケンガクガクやってます。あっ、正しくは「ケンケンゴウゴウ」または「カンカンガクガク」です。知ってはいますが、もういいじゃいなの、どっちでも。
で、面白かったのは山本一太が借りてきた猫みたいに静かだったこと。前は青筋たてて思い詰めたみたいにしゃべる人だったのに、妙に静か。皮肉いわれてましたが、大臣ともなるとうかつに言えないんでしょうね。それなら出なきゃいいんだけど、大変です。
金慶珠姐さんはいつもの通り立て板に水 (正しくは垂直立て板に速射放水) でわめいてました。うるさい人ですが、そんなに嫌いではありません。どっちかというと、常連のトップ屋みたいな太ったジャーナリストが目障り。ひたすらウケを狙った発言だけしてるような印象を受ける。もちろん印象ですから、実際のことは知りません。
どっかの大学のセンセは、迫力ありすぎて目が据わっていて恐い。短刀でも隠し持っていそうな雰囲気。こういう人と議論なんてしたくないなあという感じです。そうそう、初めて見る中国のオバサン(年齢は知らん)がいちばん目障りだった。やたら割り込んで声を出すんだけど、内容がない。説得力がない。教条的な発言に終始している印象。金慶珠姐さんまでが「このバカッ」という顔で横目で睨んでイラついてた。
4月から遅い時間に移動するみたいです。もっと酷い番組になるんだろうなあ。
酷い番組だけど、それでも無いよりはあったほうがいい番組だったと思います。毒にも薬にもならないお笑いタレント頼りの番組が多すぎます。日本の視聴者は完全になめられてる。ま、なめられても仕方ないけどね。
どこの番組でも10分とか15分きざみで内容を無意味に切り換えるの、やめてくれないですかね。30分尺のテーマが2つあると、これを15分刻みで交互に流すような方式。たぶん一定時間を越えると視聴者が飽きるという電通の(知らんけどありそう)調査結果の反映なんでしょうけど、これに慣らされた日本の子供や視聴者はいっそう注意散漫、ガマンが効かなくなる。
テレビは完全に終わってます。終わってるものをあえて見ては文句言ってる人間のほうがアホだけど。はい。アホです。