いまさらですが「独眼竜政宗」の第2回。
隻眼になった梵天丸がいじけてウジウジする回です。
子役の少年、ほんとボケ顔で味がありますね。ボーッとしている。ボーッとして、キラキラするところが何もなくて超地味。コンプレックスの固まり。
なんで出てくる俳優さんたちの演技にこんな安定感があるんでしょうか。守役の竹下景子も美人すぎずいかにもという雰囲気でやってるし、奥方のお付きの侍女もぴったり。いかりや長介も意外に自然で上手。これがドラマ初出演かな。
重臣たちがゴタゴタ集まって酒を飲んでるシーンなんかも非常に自然です。最近の大河のしらけた宴会シーンとは何が違うのか、考えてしまいます。
そうそう。教育係の虎哉和尚をやるのが大滝秀治。ちょっと甘いんじゃないかと心配でしたが、いやいや、けっこう迫力もありました。優しそうでもあり、恐そうでもあり。喝!と大声だすときは出す。やっぱ名優なんでしょうね。