江戸城御金蔵破り どうも記憶とは違って、犯人は逃亡に成功したらしい。安政年間、二千両箱が盗まれて、犯人は浪人藤島藤十郎と中間富蔵の二人組。バレないように賢く金はしまいこみ、数年間は猫をかぶってたんですが、そのうち富蔵がつい漏らしてしまって足がついた。黙阿弥で歌舞伎にもなってるらしいです。うーん、千両箱をかかえこんで青息吐息ってのも妙に臨場感があるので捨てがたい。もし何か読んだんだとしたら薄田泣菫、子母澤寛、村上元三あたりしか思いつきません。 三田村鳶魚という可能性もあるかな。 前の記事 次の記事