で、姫様付きの侍女が三人来ることを伊達側が初耳というのはちょっと?な話です。事前の打合せが不十分。でもこのへんの両方の重臣たちのやりとりは見応えありました。雪中のエール交換シーンもよかったですね。
ゴクミ、きれいでしたが期待想像が膨らみすぎてたのか、こんな程度だったかなあ・・という感じ。それでも可愛かったですけどね。でまあ、花婿花嫁のやりとりとかオママゴトなんかは学芸会ふうでちょっと気恥ずかしいレベル。昔の子役は今ほど達者じゃなかった。
このドラマ、会議や宴会の芝居が良質と思います。当主、その兄弟、親戚、重臣、下っぱ。それぞれが特に堅苦しくもなく、かといって馴れ馴れしくもなく、お互いの距離を計りながらきちんと芝居している。けっこう言うべきことは言うけど、最後に当主がスッパリ決断してしまったらもう逆らわない。逆らわない代わり、こっそり(自分の責任で)警護の兵を出したり、万一の指示を与えたりする。

いい役者さんがいなくなった。もう少し原田芳雄の演技を見続けたかったです。