前から評判は聞いていた深川江戸資料館へ行ってきました。大江戸線の清澄白河駅下車。降りて数分のところです。
清澄白河なんて駅、初めて降りました。江東区。キヨスミシラカワ。シラカワは松平定信にちなんだものと思います。白河候。近くに墓所があります。
で、深川江戸資料館ですが、国立でも都立ではなく、強いていえば江東区立なのかな。それっぽい名前の財団が運営。したがってスペースもかなり狭いです。ちょっとした体育館程度。
江戸後期の深川の庶民の生活を再現というのがコンセプトらしく、米屋、八百屋、魚屋、船頭の家、長屋などなどが建っています。眺めるだけでなく靴をぬいで上がれるのがいいですね。長火鉢の横にちょっと座ったりもできる。小さなタンスの引き出しをあけてもいいです。なんにも入ってませんけど。
感じたこと。とにかく民家がみんな狭いです。江戸下町の暮らしで何が足りないといって、スペースが足りない。
みんな同じような設計で、上がり框があって六畳くらいの部屋がひとつあって、タンスが一竿か二竿くらいあって、押し入れがあって、手狭な水場があって、ザルや皿小鉢も少し並べてあって。ちょっと大きい家といっても同じような作りで、ただ部屋数が一つ増える程度。
ふーん・・と一巡りしても、1時間もかかりません。ボランティアが数人、暇そうにしているので、なんならいろいろ話も聞けます。