こんなに身勝手でいいかげんな主人公を擁した大河ドラマってあったでしょうか。秀吉に臣従したはずの政宗、そうはいってもヘイコラするのは気分が悪い。女房を質に出せと命令されてもグタグタ抵抗。でも抵抗したって無理ということは理解しているんですよね。
でまあ、奥さんから依願されたような形で、うん、そこまで言うなら仕方ない、京へ行け。悪いなあ。かといって留守中、側室のネコに手を出さないという約束(かなり曖昧な約束だったけど)を律儀に守る気もない。
なんか悔しいから隣国の百姓を煽動する。引っ越してきた蒲生氏郷に陰険な意地悪をする。この氏郷の役者、誰だったか。見知った顔ような気がして調べてみたら寺泉憲という人。うーん、知らない役者さんでした。
今回も勝新秀吉は大活躍。能衣裳を着て女どもの間に乱入して、ガリガリ氷をかじる。田舎から出てきためご姫は仰天しています。あははは。