さて、2014年も暮れます

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さて、2014年もあと数日で暮れます。約束事なので、一応は振り返ってみますか。


正月早々、映画観賞

えーと、正月早々、家内と映画をみに行きました。「ゼロ・グラビティ」。絵はきれいでなかなか面白い映画だったんですが、物理学を完全無視の内容はちょっと残念でした。そうそう。ここに書いてましたね。まず、地球を周回するスペースデブリ(衛星の破片)に90分ごとに襲われることはありえません。

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また、遠くに見えるISS(国際宇宙ステーション)に向かって消火器(だったか)吹かしても決して追いつけません。

面白くないかもしれませんが、厳然たる事実なんで仕方ない。地上から戦闘機に石をぶつけて撃墜するくらいの難度です。ま、そうは言っても娯楽映画だからなあ。この程度はなんとか我慢しましょうか。

でも、思い返すとやはり肝心カナメの「なぜ相棒はロープから手を離したか」がネックですね。なんせストーリーの根幹にかかわってくる、いちばん泣かせるシーン。

まるで重さがあるかのように、ロープにすがった相棒はジリジリと宇宙船から離れていく。そしてヒロインを道連れにしないために、相棒はつかんだロープを離す。自己犠牲。ロープを離してからはそのまま宇宙空間を遠ざかっていく。でも、なぜ? 

いったんロープが張って停止状態になったら、もう慣性は消滅しているはずです。肝になる感動的な部分なんで、こうした非科学的な部分が非常にきにかかりました。こんな映画を見た中学生や高校生は慣性の法則を間違って理解はしないだろうか。うん、心配です。心配であります。

1年を振り返るのにたかが映画をとりあげるってのは、それだけ珍しい行動だったということなんでしょうね。帰る途中で陳建一の店で麻婆豆腐を買いましたが、その後、また立川土産の麻婆豆腐をも持ち帰ったのはたぶん一回きり。出無精だなあ。


コンデジ FUJIFILM X20を手に入れました

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ついに決心して高級デジカメを買いました。高級といっても、いわゆる一眼とは違ってレンズと本体が一緒になったものです。そういう「コンパクトデジカメ」としては高級な部類であるというだけ。

いろいろ迷ったあげく、比較的マイナーなFUJIFILMのX20に決定しました。わりあい軽量であり、レトロな雰囲気のライカ風、ファインダーの付いているのが決め手です

なんせカメラってのは両脇締めてファインダーをのぞいて構えるという固定観念がある。ズーム4倍もちょっと低倍率すぎるような気もしますが、実際には特に不便もないです。

バッテリーが弱いという定評でしたが、これも自分のような素人にとっては問題なし。100枚や200枚くらいの撮影なら不自由は感じません。1週間くらいの海外旅行でも、事前にしっかり充電しておけば持ちます。ピント合わせも早いし画面は明るいし、画像もきれいです。十分すぎる。

ただし、肝心のファインダー、実はあまり使っていません。ちょっとした撮影なら背面の液晶で確認したほうが簡単で、ま、いろいろありますが、いまのところ買ったことを後悔することもないです。

サイトを覗いてみたら、4万6500円で買ったこのモデルは値下がりどころか上昇で、まだ5万以上の値がついてました。。うん、よしよし。正直けっこう気分いいです。


SimCity 4。神モードで遊んでみた

ふとした気の迷いでSimCity 4を購入。定番の都市育成ゲームです。ただ、2003年発売ものの再販バージョンなのでネット価格1480円でした。叩き売りですね。安い。

買い込んでからはひたすら地形造成に熱中しました。理想の都市計画のための理想の地形造成です。こうした土地造成だけでもけっこうハマります。あっちを盛り上げ山をつくり谷をつくり、こっちを海にして川を掘って、植林する。島を作る。土地を均す。昔のバージョンに比べてスムーズに動くようになったなあ。

初めてSimCityを遊んだのはいつのことだったか。たぶんマックで遊んでいる連中がいて、横から見て面白そうだなと感じたのがキッカケだったでしょうか。当初は街を真上から見下ろす形のシンプルなものでした。実際に買い込んで熱中したのはSimCity2000かな。時間もかかったし、けっこう難度もあった気がします。せっかく順調に都市が発展していると、住民が文句を言い始めたり、いきなり竜巻が襲来したり。ん、このへんはSimCity3000だっただろうか。記憶がゴチャ混ぜになってます。

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で、SimCity 4。そうやってひとしきり神様モードの地形改造を続けているうちに、フッと飽きてしまった。こういうパターン、実はかなり多いです。

大昔の初代Wizardryでもそうだった。キャラ作りが楽しくて、ひたすらヒットポイントの高いキャラクター作成に熱中。

あの頃はランダムに数値が決まったため、何十回、何百回もキャラメイクをくりかえしているとスーパーキャラを作れたんです。そういうスーパーキャラなら最初からエリート職の忍者とか侍にすることができた。

そういう単調な作業が嫌いではないんでしょうね、きっと。単調な努力を継続することで、何か素晴らしいものが誕生する。その達成感。満足感。


厳寒の長野で蕎麦を食べる

とちくるって、寒い季節に長野へいきました。何をしたんだっけ。善光寺のあたりを歩いて蕎麦を食べて、上田でジャムを買った。もちろん上田城にはいきました。大昔、学生の頃、同じクラスに上田の男がいた。上田城、六連銭、上田高校、厳寒、リンゴ、いい奴だったけどやたら自慢こきだったなあ。みんな閉口して「アンファン テリブル」というあだ名を付けました。

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郷里からリンゴが届いたとかで分けてもらったことがあります。大きくて綺麗なリンゴ。ゴシゴシっとこすって、そのまま齧りつく。皮がいちばん美味いんだぜ、と講釈たれておった。はは。

上田城といえば真田。再来年の大河ドラマは三谷幸喜だそうです。今回はNHKに妥協してご機嫌とるなよ。しっかり作れよ。

主役は堺雅人だそうなので、ま、あんまり深刻なものにはならないでしょうが、少なくとも脚本の作り込みはしっかりやってくれるはず。来年の「花燃ゆ」をスッ飛ばして再来年に期待です。


独眼竜政宗を見続けています

大河ドラマ「独眼竜政宗」の再放送が始まりました。けっこう気になっていた大河なので、珍しく毎週録画。時間をみて鑑賞しています。

うん。見応えがあります。言っちゃなんですが、最近の大河とは雲泥の差。月とスッポン。提灯に釣鐘。きちんと計算された脚本があり、まっとうな役者さんがきっちり芝居している。やはり一番の違いは脚本の質でしょうね。もちろんリアリズムではないけど、でも戦国文化の本質的な部分を抑えている。

主人公は「強くなりたい」「さすが!と称賛されたい」「名を後世に残したい」「天下を支配したい」という強烈な欲望で動いています。北政所のいう「男の業」です。業なんだからしかたない。

伊達政宗という人は、とりわけそうした欲望の露骨な人間です。だから大人しくしたほうが賢明と承知していながら、つい策謀や謀叛をくりかえす。目の前に美味しそうな饅頭があると、手を出さずにはいられないんでしょうね。それで何回も失敗している。

女たちはそうした男の考えに完全に同意しているわけではない。でも「平和な世を!」とわめいたって無意味なのは知っている。そんな無意味なことを考えるより、自分と家族の平穏を祈る。他人が苦しむのは哀しいけれども、まず自分と家族の幸せをめざす。これも当然です。突っ走る男に面とむかって楯突いたって逆効果なので、そこは上手に裏から操縦する。

部下の武将たちも、本質的には自分の利欲のために行動します。しかしそれと同時に「忠義」「義理」「体面」「評判」も大切。だから主君のために尽くすけれども、場合によっては叛旗をひるがえし出奔する。自分を生かしてくれないような主君に仕える義理はない。

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こうした行動理念、現代にもそのまま通じています。要するに人間の考えることとか、なすことなんてそう変化するわけがない。そう考えると、下手くそな脚本というのは、要するに人間が描けていないということになる。

人間を描けないドラマはドラマ失格です。最近の大河、あまりにレベルの低い失格ドラマが多すぎます。困ったもんじゃ。

ようやく「軍師官兵衛」が終わって来年の予告編を数分見ましたが「花燃ゆ」もあまり期待できそうな感じがしないですね。男子校の野球部に飛び入り参加した女子マネージャーみたいな印象。元気で明るい女の子のドラマかな。もちろん上手にコミカルなものにしてくれればそれもアリなんですが、うーん、無理だろうなあ。


肉まんとゴーギャン

立川のグランデュオで「目黒五十番の肉まん」を知りました。五十番はずーっと神楽坂五十番だと思っていた。経営も味も別ですが、そもそもは兄弟だったようです。

目黒五十番は神楽坂に比してわりあい軽めで上品なんですが、いい気になって1コ半食べたら後でお腹の調子を悪くしてしまった。食べ過ぎはいけません。トシとってから、なにより体に悪いのは食べ過ぎ、満腹であることを知りました。難しいけど腹八分。お酒も若いころのように飲み過ぎると後が大変。適量が何よりです。

別件。

これもたいしたことではないですが、「23ユーロのゴーギャン」は楽しいニュースでした。44年前、イタリアのフィアットのしがない工員が、国鉄遺失物の競売で、絵を2枚買った。現在価格で23ユーロ、約3000円程度ですね。ま、それくらいのお金を出す価値はある絵だと思ったわけです。その後もずっーと(たぶん気に入って)持っていて、リタイアしてシチリアへ移転してからは食堂の壁に飾っていた。

勝手な想像ですが、奥さんの「これ、邪魔だから捨てない?」という言葉にも亭主は同意しなかった。

で、なんかの事情で息子が疑問をいだいて鑑定してもらったら、あらら、本物のゴーギャンとボナール。44年前に盗まれた英国の資産家のコレクションだったと判明。マークス&スペンサーのオーナーかなんかだったかな。で、鑑定価格は15億円とか20億円とか。ひえー。

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その後はどうなったんだろうなあ・・・・と実は気にかかっていました。ものは試し、検索してみたら英文記事がヒット。なるほど。今のところ、ローマ当局によって絵画の所持は認められているみたいです。業者から買いたいという引き合いもある模様。ラッキーなことに英国の元の所有者は亡くなっていて、子供もいない。返還を要求する訴えもいまのところ発生していないらしい。

イタリアの法律はわかりませんが、最悪の場合「23ユーロ+αで没収」なんてケースもありえたわけで、よかったよかった。たぶん売却することになるんでしょうが「寂しいから片方の絵は手元におきたい」とか言う可能性もありますね。おまけになんせシチリアです。マフィアに狙われて誘拐とか。そんなことにならないといいんですが。


山形へ小旅行

家風に似つかわしくなく、なぜか山寺へ行きました。山形県です。

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内心危惧していたとおり、長い長い階段を登りだすといやーきつい。なんでこんなアホな寺を作ったんだろ。冷や汗が吹き出てきて、ついに頂上手前でギブアップしました。

山はきわめることに意義があるんじゃない、登ることが重要なんだ。うん、ここまで登ればもう十分だろう。

翌日だったかな、近くの茂吉記念館へ。近頃は知ってる人も少ないらしいですが斉藤茂吉です。山形県上山市金瓶。寂しい無人駅をおりると目の前が蔵王連峰です。

小さいけれどもけっこう雰囲気のいい記念館でしたね。茂吉だけでなく息子の茂太さんとか宗吉の展示もある。家内も子供も宗吉(北杜夫) のファンなんです。子供なんか、松本へ行ったときにはわざわざ旧制松本高校の寮まで行ったらしい。そこにも記念展示があるらしいです。

そうそう。茂太は子供の頃、恐い親爺(茂吉)につれられて湯殿山へ登った。登ると決まってからの何日間は厳しく斎戒沐浴、たしか草鞋履きかなんかの登山は泣くほど辛かったとパネルに書かれていました。

何かで読みましたが、その茂太さんも後年、息子をつれて登ったそうです。一種の成人儀式でしょうね。


久しぶりにマウスを換えました

ブラウザが2枚も3枚も立ち上がるようになって、最初はブラウザ本体を疑っていたんですが、マウスのチャタリングが原因と判明。

しめた、なぜかこれまで縁のなかったロジクールを買うか・・・と意気込んだんですが、だめでした。駅前の店には売っていなかった。圧倒的に並んでいたのはエレコムとバッファローです。バッファローはマウスにまで手をひろげてるんだ。排除する根拠はまったくないですが、なんか気がすすまない。

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結局アマゾンで買いました。マウスはクリック感と重さが重要なので、試したことなのないモデルを買うのは気が進まない。壊れたのと同じSANWAマウス MA-118HBK。1354円。

うーん、本当はもう少し高級なのを欲しかったんだけどなあ。マイクロソフトのマウス(なぜか高いです)は無理にしても、せめて3000円か4000円くらいの中級品にしたかった。みみっちい庶民感覚です。

PCパーツでは無線ルータもそろそろ危ないです。なにしろ2004年ものですからね。万一にそなえて検討しておこうと調べてみると、これもずいぶん安くなっている。2000円とか3000円程度。あんまりオモチャみたいなのは嫌だけど、かといって高い機種になると不要な機能がテンコ盛りの雰囲気。あんがい選択肢がないです。

いろいろ調べておきたいので、時折ネットの「自作PC」板をのぞいています。けっこう勝手な書き込みだらけだし、ステマ(スティルス・マーケティングの意かな)もあるし、悪意や嘘も多い。でも脳内フィルターをかけながらザーッと眺めると、だいたい最近の傾向のようなものが読み取れますね。

最近、内蔵ハードディスクはWestern Digital押しが多くなってるようです。自分の使っているのはSeagate製で、特に問題もなくけっこう気に入っていますが、そのSeagateが今ではやたら嫌われているらしい。壊れる頻度が多いんだそうです。ふーん。根拠となっているのは、どこかのサーバー屋さんの出した統計らしい。ふーん。

ま、いずれにしても今は円安が進んでいて、タイミングとしては良くない。かつての底値を知っているので、3.5インチHDDには5000円以上出したくない気分がある。ケチです。とかなんとか言ってても、実際に壊れたらすぐ買うしかない。Western Digitalの赤シリーズ、1テラで8000円近くしています。うーん。


黒部アルペンルートとWizardry8再開


9月にはこれも我が家には似合わない旅で、黒部アルペンルートへ。代理店には山頂のホテル立山を勧められたそうですが、そんな山小屋みたいなの・・と拒否、富山側の宇奈月温泉に宿をとりました。ただ実際に行ってみると、ホテル立山、良さそうでしたね。泊まって、夜見る星空が素晴らしいんだそうです。意地はらず、人の勧めには乗ったほうが賢いということが多い。

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アルペンルートとは要するに長野側の信濃大町から富山側の立山駅まで、延々と山を越える道です。ひたすら乗り継ぎだらけで、料金もかなりかさむ。忙しかったですが、ま、一回くらいは経験しておいてよかった。

宇奈月温泉の宿も良い宿屋でした。



話はかわって、9月頃から酔狂なことにWizardry8を再開。知ってる人は知ってる。知らない人は説明されてもわからない。ま、そういう定番RPG(ロールプレイングゲーム)ですね。もう10年以上も前のゲームです。発売当時としてもグラフィックは貧弱でしたが、よくできたゲームであまり古さを感じさせません。

そのうち最新エンジン使ったWizardry9が出ないかあと思ってんですが、無理でしょうね。販売会社がグチャグチャで権利関係も錯綜しているらしい。海外のサイトで「売れなかった名作集」みたいなリストにノミネートされていました。哀しいなあ。

今回はFlame's modというこれも定番らしいMODを使いました。MODというのは、制作会社のお仕着せシステムを勝手に改変したり、シナリオを追加したり、装備を増やしたりすることです。一応は違法なんでしょうけど、優秀なMODが増えるとゲーム人気もあがる。ほとんど公認です。

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これも人気ゲームのSkyrimなんか、どっちかというと美形MODを使うのが楽しみでやってるみたいな部分もある。

はい。Skyrim、女性キャラがかなりのクォリティで美女になります。肌をきれいにしたり、顔を整形したり、胸を大きくしたり。世界中の優秀なプログラマたちが、そうやって(金にもならない)改変コードを作成している。不思議な現象ですね。

で、Wizardry8。導入MODのため武器や装備のグラフィックは華やかになったけど、ちょっと強力なアイテム追加が多すぎた。中程あたりから難易度がかなり下がった感じがあり、簡単になりすぎました。結局は最終エリアに到達した時点で熱意がさめて中断。そのうち、また何年かたったら再開するかもしれません。そういう不思議な魅力のあるゲームです。


エントロピーは増大する

今年の後半は肩痛で苦しみました。いわゆる四十肩とか五十肩というものでしょうけど、今回はかなりしつこい。体長10cmくらいの小猫、あるいは体重20gの小犬が肩にぶらさがっている。しばらくは鎮痛剤のお世話になりました。貼り薬だけはまだ続けています。

数カ月かけて、だんだん症状はおさまってきて、夜中に何回も目覚めることはなくなりましたが、それでも寝付き際はまだ痛む。ひょっとするとこのまま一生の付き合いになるかもしれません。体の劣化。トシというものですね。

クリスマスツリーを片づけていた家人が「あ、葉っぱが折れた」とか言っています。子供が小さい頃に買ったものです。こんなに長く使うと知っていれば、もう少し高級品を買っておいてもよかった。経年で安物プラスチックが劣化して脆くなったようです。これもトシというものでしょう。形あるものは壊れる。エントロピーは増大する。人は滅する。摂理です。

そうそう。今年も真面目に定期検診を受けました。結果は想像通り。要するに酒を控えて運動をしないと改善はのぞめない。

検診で上部内視鏡(いわゆる胃カメラ) をやったんですが、看護師が「今年は麻酔を控えめにしますか」という。そうか、やっぱり去年は効きすぎたんだ。ベッドに横になってマウスピースをくわえて、ウェッと思った次の瞬間には控室で寝ていました。どうやって運ばれてきたのか歩いてきたのか記憶が完全にゼロ。

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あれは麻酔が効きすぎたという症状だったんですね。あれが(なんからのミスで)何倍も強烈な麻酔なら、そのまま死亡とか。

ふと思ったのは、そんな形で訪れる死もあるのかもしれないということ。いまは「肩が痛いなあ・・」と思いながら、いつのまにか寝てしまう。同じように「痛い、苦しい・・」と思いながら意識が消える。あるいは翌日目が覚めて初めて「あ、きょうも朝を迎えられたか」と実感するのかもしれない。うーん。ちょっと、いろいろ考えました。


インチネジなのかミリネジなのか

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だいぶ前にPCの背面用スロットカバーを買ったんですが、ようやく装着。装着というほどの作業でもないですが。

筐体を開けると、案の定でホコリがどっさり溜まっている。真面目に眺めるのは1年ぶりかな。とくにCPUクーラーのファンとPC前面の吸気穴のところがすごい。

溜まったホコリを綿棒で擦って、ところどころはエアブロワーでシュッシュッと吹く。その後で掃除機。クーラー外してCPUを露出させようかとも思いましたが、けっこう作業になるのでこれはナシ。いいかげんです。

いちばん時間のかかったのは、実はスロットカバーの取り付けでした。隙間にあてがってネジで止めるだけの作業なんですが、そのネジがあわない。インチネジなのかミリネジなのか知りませんが、ドライバーで数回まわすと止まってしまうわけです。はて。

ネジはたくさん持っているんです。でも、どれも合わない。次から次へと20コくらい試してみたけどすべて合わない。困ったもんです。もうどうでもよくなって、合わないのを無理やりねじ込んでしまった。やっちゃいけない無理作業でした。それにしても不思議だなあ。ちなみに老眼なのでネジ山のこまかい切り方なんて判別できません。

と、このへんで腰が少し痛んでくる。変な姿勢で作業していたのでギックリ腰の前兆。やめる潮時です。

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ま、なにはともあれ。仕事もほとんど終わったし、必須の「布のデスクカレンダー オジサン柄」も手にいれたし、不要のノートパソコン類も今年は片づけたし。たいした量ではないけど古本も整理できたし。あとは年賀状の作成くらいかな。ヒツジって基本的に可愛くない動物なので、イラスト選びに苦労します。