「エアフロー温度」とは何か

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ときたまCrystalDiskInfoを使ってSDDやHDDの状況をチェックしています。うん、SDD使用時間は4000時間強で書き込み量は3600GB程度。この調子ではテラのレベルに届くのはまだまだ先のようです。安心して、ブラウザのキャッシュ保存場所をHDDからSDDに移しました。少しでも速いほうが快適です。

で、2つあるHDD、それぞれ7500時間と12000時間程度の稼働になっている。どちらも無事に動いてくれています。頑張れよ。

で、S.M.A.R.T.数値はほぼ問題ないのですが、ひとつだけ「エアフロー温度」だけが気にかかっていました。HDD温度は40度にも達していないのに、なぜエアフロー温度だけは60度を越えているんだろう。

ずーっと放置していましたが、先日ふと検索してみたら、あらららら。そうだったのか。たしか価格コムの口コミ欄だったと思いますが「Seagateのエアフロー温度は100℃を基準としてHDD温度との温度差を示します」との説明。なるほど。計算してみると確かにそうだ。てっきりHDD付近の空気の温度かと思っていた。するとこの数字は大きいほうがいいわけですね。だからシキイ値のほうが「45」なんて低い値になっていたんだ。納得。

ただし「HDD温度」という項目が他に存在するのに、100からHDD温度を引いた数値をわざわざ書き出す意味があるんでしょうかね。同じことじゃないだろうか。この点は不思議です。

念のためと思ってあちこち調べてみました。よくあることですがこういう核心部分って、まず見つからないです。それらしい質問はたくさんなされていますが、回答者が理解しないままに適当な返事をしているケースが非常に多い。PC関係に限りませんが、ネットにあふれてる偉そうな解説って、ま、その程度のレベルが大多数なんでしょうね、きっと。

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