キャクターはすべてラフな手書きボールで、各国国旗をもじっている。で、それぞれドイツ君とかポーランド君とかが登場して、適当にステレオタイプの会話を交わすだけです。4コマ程度のこともあるし、もっとコマが多いこともある。中身は当然のことながら国際情勢とか歴史考察、文化の摩擦、おちょくり、悪口などなど。
これがけっこう面白いです。ボールには表情があり、短い会話を交わすだけですが、あまりギスギスしていません。ユーモアを忘れない。知的。けっこうきついことも言ってるようですが、どこかで必ず逃げ道を作っているので、笑える。いろんな国の連中が書き込んだり、読んだりしているようです。そうか、この国ってこう見られているのか、こう見ている連中が多いのかと知るだけでも楽しい。ある程度は各国の関係とか歴史も知っているとより楽しめます。
ちなみにニッポン君の話す英語は日本なまりです。「Christmas」ではなく「Kurisumasu」。「I will」ではなく「I wirru」。けっこう特徴をとらえています。描き手はしっかり見ている連中なんですね。
で、こうしたサイトのコンテンツをしっかり日本語に訳している人もいる。マンガの英語がすべてわかるわけではないし、よく知らない概念もあるので非常に助かります。
こんな雰囲気の絵です→