電柱の付け替え工事

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ベランダから見える電柱、移設工事をやっていました。最初は何やってるんだろうという感じでしたね。古い電柱の数メートル先に大型ドリルのようなもので穴を掘っている。それから新しいコンクリート電柱の中央付近をクレーンでぶらさげて、数人がかりで上手に縦位置にしてから穴に差し込む。穴に差し込むと主任みたいなオヤヂさんが、スケール使って穴の縁からの距離を計っているようにみえる。決まりがあるんでしょう。

けっこう深く差し込んでいるようですが、差し込んだ当座は見るからに傾いでいます。それをコチョコチョ補正していくと、いつの間にか垂直になる。見ていて飽きません。タラタラした作業のようですが、時々見るとその度に確実に進捗している

やがて数本の電柱の根元でそれぞれ工事車(バケット車というらしい)に作業員を乗せて持ち上げ、いっせいに電線付け替え作業。まったく新品と交換ではないようで、古いほうの碍子から線を外して、新しいほうへ引っ張っていく。トランスもそのまま移動のようです。長さが足りない部分は延長しているのかな。電線の途中が黒いテープ巻きになってるんで、その部分で接続しているんでしょう。

こうした作業を、まったく停電させることなくやっているわけで、不思議だなあ。バケットに乗った作業員がときどき黄色いカッパみたいなのを着込むのはたぶん感電防止。危険作業のときなんでしょうね。手袋も薄手の白を付け、更にその上から頑丈そうな作業手袋を重ねて付けている。

denchuutape.jpg調べてみたら、一番上を通っている3本の線は高圧らしいです。なるほど。

一段落したんで、これでオシマイかと思ったら、古い電柱はまだそのまま放置で黄色のカバーが巻き付けられていました。たぶん感電防止の保護カバー。あるいはケーブルが触って擦れないようにしているのかもしれません。

よく見ると古い電柱の下のほうにケーブルが数本残っていました。JCOMという名札がぶらさがっていたから、こっちは光ケーブルなんでしょう。東電の作業はもう終了だけど、通信線は担当がまた違うってことか。来週あたりにあらためて作業するのかな。