けっこう深く差し込んでいるようですが、差し込んだ当座は見るからに傾いでいます。それをコチョコチョ補正していくと、いつの間にか垂直になる。見ていて飽きません。タラタラした作業のようですが、時々見るとその度に確実に進捗している。
やがて数本の電柱の根元でそれぞれ工事車(バケット車というらしい)に作業員を乗せて持ち上げ、いっせいに電線付け替え作業。まったく新品と交換ではないようで、古いほうの碍子から線を外して、新しいほうへ引っ張っていく。トランスもそのまま移動のようです。長さが足りない部分は延長しているのかな。電線の途中が黒いテープ巻きになってるんで、その部分で接続しているんでしょう。
こうした作業を、まったく停電させることなくやっているわけで、不思議だなあ。バケットに乗った作業員がときどき黄色いカッパみたいなのを着込むのはたぶん感電防止。危険作業のときなんでしょうね。手袋も薄手の白を付け、更にその上から頑丈そうな作業手袋を重ねて付けている。

一段落したんで、これでオシマイかと思ったら、古い電柱はまだそのまま放置で黄色のカバーが巻き付けられていました。たぶん感電防止の保護カバー。あるいはケーブルが触って擦れないようにしているのかもしれません。
よく見ると古い電柱の下のほうにケーブルが数本残っていました。JCOMという名札がぶらさがっていたから、こっちは光ケーブルなんでしょう。東電の作業はもう終了だけど、通信線は担当がまた違うってことか。来週あたりにあらためて作業するのかな。