先日ドコモショップへ行った折り、対応の店員に「ガラケーは来年で製造中止なんですか」と聞いてみました。家人ももう5年もののガラケーなんで、もし本当に来年でオシマイなら新品を買っておいたほうが賢いかもしれない。
しかし店員さんは「そんなことはないと思いますよ」と柔らかくご応対。「そうなんですか」と重ねてきくと「そういうことは聞いていません」とのご返事。はてさて。
しかし昨年あたりから各社ともガラケー撤退の方針を打ち出しているようです。ドコモが「フィーチャーフォンはずっと続けたい」とか言ったようですが、なんか奥歯にモノがはさまっている。「ガラケー」=「フィーチャーフォン」とは必ずしも言い切れないからです。
なんかメーカーやキャリアが考えている「ガラケー」「フィーチャーフォン」とは、ようするに折り畳みができて、ボタンキーがあって、通話とメールが主体で機能が制限されている携帯。するとこれまでの独自OSの代わりに普及OSのAndroidを使ったって何の問題もないわけです。軽自動車を欲しいユーザーにとっては、小さくて燃費がよくて安ければいいわけで、中のエンジンが何気筒だろうが何CCだろうがかまわない。
スマートフォンの制限版である「ガラホ」が「ガラケー」に置き換わるんでしょうか。しかしこれまでネットをうろついて調べた限りでは、どうも様子が違う。時速60kmで田舎道を走りたいユーザーに対して「もちろん時速60kmで走れます。でも何なら100kmでも走れますよ」と言っているように聞こえる。Androidってのは高機能なんです。
100kmでも走れる余裕があるのは悪くなさそうですが、実は通信料金の落とし穴がある。エイ!とアクセルふむと加速できる代わりに、料金がポンと跳ね上がる。そもそもAndroidってのは賢いですから、指示もしないのに勝手に外界と通信したりもするらしい。安いプランで契約したつもりが、あれれ、と超過するかもしれない。油断ならないです。
ほんと、完全に従来の低機能ガラケーとまったく同じ機能レベルのガラホならいいんですけどね。「いやー、そうは言ってもLINEはやりたいでしょ。ダウンロードもしたいしネットもたっぷり見たいでしょ」と誘惑が多い。
もし本当に月々1000円未満の契約が可能で、うっかり超過なんか皆無で、電池の持ちもガラケー同様の疑似ガラケー「ガラホ」なら文句ないんですが、たぶん違うでしょうね。「60kmで田舎を走れれば十分なんだ」と思っていても、走れるんなら「100km出してみるか」とつい誘惑にかられる。つい高速に乗ってみたりする。やはり眉毛にツバつけながら様子を見続ける必要があるみたいです。
そもそもは予備のバッテリーをいつ買うかというのが個人的には問題です。携帯、たぶんいちば心配なのはバッテリーですから。しかし電池パックはたぶん買ったその日から劣化する。あんまり早めに用意するのも損だし、かといって最悪は「もう手に入りません」という事態。タイミングが難しいですね。
実はカメラの予備バッテリーも欲しいと思ってるんで、バッテリー関係、ときどきはネットで様子をみるつもりです。