久しぶりに東京へ出て、帰路、電車が人身事故。さいわい降車駅のひとつ手前の駅にとまったので、歩くことにしました。
たいした距離ではないんですけどね。せいぜい20分か30分。蒸し暑い中をせっせと歩いて、特に何も感じなかったんですが、翌日になってヒザが痛む。
あらら。急に立ち上がったりするとギクッとくる。痛み止めの薬のCMみたいです。慎重に、ゆっくり動作しないといけない。
ヤワになったもんです。実はこの1週間ほど、腰にも予兆がきている。こっちはギックリやるとオオゴトなんで、おとなしくしていたら、だいぶ緩和したようです。ま、ご用心ご用心。
山上憶良にもトシヨリの歌がありましたね。立ち上がれば百斤の重みとかなんとか。トシヨリは体を労らないといけない。痛みと仲良く暮らさないといけない。
※ あった。山上憶良「沈痾自哀の文」
「四支不動、百節皆疼、身體太重、猶負鈞石」
「四支動かず百節みないたみ、身体はなはだ重く、なほ鈞石を負へるがごとし」(山田風太郎の読み下し)