Ryzeの性能に関しては「すごくいい」という説、「それほどでもない」という説、いろいろですね。簡単にオーバークロックできるのが素晴らしいと絶賛する人もいるし、コア数が多いからからいいという人もいます。(個人的には6コアとか8コアとか、さして魅力とは感じないですが)
ま、総じて言えるのは、インテルのCore iシリーズに匹敵する性能があり、しかも実質独占だったインテルと比較すると安い。つまり、もう何が何でもインテルを選ばなければならない・・という必然性がなくなった。自由。それが嬉しい。
いまの現役のシステムが壊れたら(ま、そのうち壊れるでしょう)、どうであれ、CPU、マザーボード、メモリは一新しないといけません。この点でインテルもAMDも差がない。差がないのなら、好きな方、有利な方を選べばいい。
で、真面目に考えてみると「インテルの新CPUはWin7を排除している」というのが自分にとってはいちばんの問題ですね。Win7をサポートしない、インストールできない。
実はAMDのRyzenでもお勧めはWin10なんですが、そこはそれ「大人の事情で、どうしてもWin7を使いたい人」もいるだろうということでこっそり配慮してくれている。具体的にいうと、Win7用のチップセットドライバーを提供している。ドライバーがあるんなら、まったく問題なし。はい、速攻ダウンロードして確保しました。
という具合にいろいろ調べて、ザッとしたリストをつくって、これで一安心。いま使っているマザーボードがダメになったら(システムの中でマザボがいちばんの弱点)、サラッと総取り替えです。そのためにはせっせと貯金をしておかないと。
最近のマザーボードは固体コンデンサが増えていて壊れにくくなっているという説もあります。ひょっとしたらまだ1年半や2年は大丈夫かもしれません。それくらい余裕があればAM4マザボのBIOSも枯れて堅牢になっているだろうし、円もきっと高くなっているでしょう。きっと。すべてを前向きにとらえること。