昼頃に見た海外ニュース。ハワイの潮位が上がって、浜に大波が来て困ったことになっている。KING TIDE。気象や衛星配置などいろんな条件が合ってしまった際に発生する「異常に巨大な大潮」らしいです。
それはいいんですが、地元の科学者によると「地球温暖化による海面上昇が原因」だそうで、そう、デーブ・スペクターが断言していました。
ここが実はわからない。地球温暖化によっていろいろ問題が生じていることは理解できます。炭酸ガスが原因だという説にも(ある程度は)納得できます。もし南極の氷が溶けだしているのなら、そりゃ海面も上昇するでしょう。でもそんなに海面が上昇しているのなら、世界中が大騒ぎになっているはずだ。
何年も前からツバルとか、太平洋の島々が水没するという話が出ています。イメージとしては、周囲の海水面が数メートルは高くなっているような印象。大変な出来事だけど、ツバル付近だけ水面が上がるというのは理屈にあわない。世界中がつながってるんですから、たとえば東京湾とかチェサピーク湾でも上昇しているはずです。大西洋の島々も沈没しているはずです。
あちこちで見る数値としては、海面上昇(もし事実としても)は年間数ミリ程度のようで、コンマ数ミリという数値もある。仮に大目にみて、ここ数十年で10センチとか20センチの海面上昇があったとしたら、それはどれくらい大変な出来事なのか。
海面上昇により「平均海面」が上昇すると、そりゃ高潮とか津波とか「最高海面」も上がるでしょう。その理屈も理解はできるんですが、どうも実感がなくて困る。トランプおやじもきっと同じような理屈で「温暖化なんてフェイクだ。米国は実に実に損している!」とか駄々こねてるんでしょうね。