アマゾンで購入。副題は「安倍政権が不信任に足る7つの理由」。税込みで745円です。
いそいで単行本化したため8月9日の初版には正誤表がついてるという話でしたが、1週間たたないうちにニ刷。修正されていました。けっこう売れているらしい。
手にとってみると、うーん、さすがに薄いですね。128ページじゃ仕方ないか。本というより、小冊子という言い方が正しい。380円くらいなら妥当という印象。でもそもそも「エダノ応援」と「シンゾー行状録・備忘録」として注文したような部分もあるし、文句いう気はなし。
中身は非常に優れています。民主主義や多数決の原理、議員内閣制とは何か。論理的かつ明快に説明しています。平易だけど格調がある。原稿なしの演説でそれができるのはすごいですね。
中3の社会か高校の公民あたりで副教材に使ったらぴったりというような本です。子供たちはぜひとも読んでほしい。そして保守の人にもぜひ読んでほしい。エダノという人は、ある意味では正統な保守です。
扶桑社によると、印税分は7月豪雨義援金として赤十字に寄付するそうです。それにしても、なんでフジサンケイ系列の「扶桑社」なんだろ。