本棚に転がっていたのを引っ張りだし。思ったより面白くて読み続けました。自分で買った記憶ありません。2000年の刊行だし、子供かな。
タイムトラベルもののSFだけど、設定が古いわりにはあんがい味がある。東京創元社の本って、そういうのが多いですよね。やけに(とくに昔は)誤植が多くてひどい訳が目立つけど、内容としてはけっこう良質だったり。
今回は、田舎の一軒家が実は時間旅行の中継点だったという設定。これってシマックあたりに同じのがなかったかな。ま、シマックがどんなストーリーだったかもう覚えていませんが、なんとなく同じような匂いがします。