Windows10って、けっこう高価です。最近の相場はHomeで1万5000円程度、Proで2万3000円くらいかな。HomeとProの相違は「勝手なタイミングで自動更新させない設定」があるかないか程度です。
自動更新は大問題です。こっちの都合も関係なく、いきなり暴力的に「更新で~す」と割り込み占有されるのは非常に困る。おまけに去年の秋の大規模更新みたいに、勝手にバージョンアップした結果がバグだらけで大騒ぎ・・なんてこともある。ということで、仕方ない、Windows10 Proを買うしかないか・・・と覚悟をきめたんですが、さらに調べてみると意外や意外。
はい。いまでもWindows7からWindows10に無償でアップグレードできるんです。去年の夏だったか秋だったかに期限がきて無償アップグレードは終了になったと思っている人が大部分と思いますが、これはあくまで「MS提供のナントカツールを使った(便利な)アップグレード」の話。無償アップグレードそのものを終了したとは言っていません。変な理屈ですが、たぶんそういうことなんだろうと思います。
具体的には自力でMSのサイトからインストールツール(MediaCreationTool)を手に入れ、Windows10をダウンロード。落とした中身は8G以上のUSBメモリに格納し、ここからインストール開始。
私の場合はだいたい2時間で終わりました。既存のソフトやデータを残したままのアップグレードです。MSE(セキュリティエッセンシャル)が邪魔になるようで削除を要求されましたが、その他はとくに問題もなく、スムーズに運びました。
まだ使い始めた段階なので手間がかかっています。少しずつ自分好みにカスタマイズしていくつもりです。そうそう。悪評高い強制的な自動更新のタイミングですが、Home版でも1カ月くらいの猶予を置かせることができるようになったみたいです。この春の更新版(May 2019)から、少し改良された。
ユーザ無視みたいに見えるマイクロソフトですが、本当は理解しているんですね、きっと。
上書きインストールなので、思ったより雰囲気は変化なし。