それがなぜなんだろう。最近つまらない。主筆(たしか滋賀か福井あたりの人と記憶)のセンスが衰えたんだろうか。トシかな。
ふと、思いつきました。そうではない。最近は「現実」が虚構にせまっているんだ。現実がほとんど追いついてしまっている。だから、以前は面白いと感じたウソ記事が、今ではおかしくもない。まったく新鮮を感じない。
たとえば最新の記事。
「まだ黄信号」 政府版信号モデル、赤まで中間256色配置
新型コロナ警戒をよびかける政府モデルの発表があったようで、赤黄青のシンプルな従来の3色ではなく、256色の中間色をもうけるという斬新独自の信号モデルです。この新モデルなら、限りなく赤くても、わずかでも黄色がまじっていれば「まだ赤ではない」と言い張れる。
面白いはずなんですが、でも、これ、ほとんど現実ですよね。「まっかな嘘」と笑っていられるか。ウソ記事を笑えない時代になってしまったらしい。