雑誌「Number」

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雑誌「Number」が将棋特集号「藤井聡太と将棋の天才。」を発売。中国なんかでは「碁はスポーツ」「棋士はアスリート」という感覚で、だから少し前のアジア競技大会では碁の部門も設けられた。とうぜん棋士たち対象のドーピング検査もあったそうです。というわけで、碁がスポーツなら将棋もスポーツ。「Number」が特集組んでも不思議じゃないですね。

で、発売当日にもう増刷を決めたらしい。それでも足りなくて、翌日にも増刷を決定。トータルで8万部をプラス。思ったより読者の関心があった。計算違い。

number1010.jpgそんな記事を読んで、すぐ本屋を見に行ったけど、もちろん在庫なし。他の本屋でも同様だったので、仕方なくアマゾンに頼みました。できれば実店舗で買いたかったんだけどな。

さすがに藤井聡太だけではもたないと踏んだのか「天才たち」の記事写真もふんだんに取り込んでありました。渡辺明や羽生善治は当然として、谷川浩司とか中村太地とか、珍しいことに里見香奈の記事もある。練馬の白瀧呉服店にも取材している。

記事を書いている将棋記者とかライターとか、ふだんとは筆致が少し違う。Tシャツだったのが急にワイシャツを着た感じ。中には季節外れのスーツを着込んでしまったライターもいて、笑ってしまう。はい。妙に格調高くって、空回りしている。有名誌で緊張したのかな。

そこそこ面白く、数時間は楽しめました。さすがに写真は綺麗です。