インストールの残りを整備。総じてWindows 10がどんどん使いにくく、おせっかいになってる雰囲気です。当然の方向性だろうけど、いやだなあ。
・電源シャットダウンの不便
あちこち調べた末、デスクトップで新しいショートカットつくって
shutdown -s -f -t 0 -hybrid
と指定するのを発見。しかしやってみるとダメです。うーん。うーん。試行錯誤の末
shutdown -s -t 0
で正解でした。hybridオプションは高速スタートアップモードらしくて不要(というか今回の作業の趣旨に反する)。sはシャットダウン、t 0 はタイムゼロ。f のことは知りません。
・カバーをあけると勝手に電源がはいる
でもノートのファンクションキーってどうするんだ。fnなんてキーもあるけど、単にF2連打でいいのかどうか。
やってみるとInspiron、F2の入力判定がかなりシビアのようです。電源いれたら余裕こいてないで、すぐさまF2を押す。そうでないとスルリと逃げられてしまう。
何回も何回もトライして、ようやく成功。BIOSで「Power On Lid Open」という項目をオフにすると、カバーオープンでは立ち上がらなくなります。Lidってのがフタのことかな。
・古いOfficeが「再構成」のトラブル
さて、最後が難関でした。
で、無事に入って認証もすんだんですが、なぜかWindows起動のたびに
Windows で Microsoft Office XP Personalを設定しています。しばらくお待ちください。
というメッセージ。で、実際になんか構成ソフトが走っている。なんかなー・・です。しかもそれだけでなく、その後にWordやExelを個別に走らせるときも同じように
・・・しばらくお待ちください。
のメッセージで、そのたびに構成作業が始まる。ネットを検索してみましたが、これってどうも何かインストールソフトが動いているらしい。なんでだ。Officeって、大昔からなんか気の利かないイメージがあります。
かなり苦労しました。ネットは(役にたたないマイクロソフトのサポートページはもちろん、メーカーのQ&Aも)手も足も出ない様子。悩んでいる人はかなり多いみたいだけど、解決法らしいものはほとんどみあたらない。
でも、ほとんど半日かけて、ようやくかすかな希望の兆候があった。「管理者権限」を付与すると解決するのかもしれない。ほんとかな。
さて、それにしても、そもそもWordやExelの実行ファイルはどこに置いてあるのか。これもシンプルじゃないんですよね。ふつうの 目にみえるところに Microsoft Officeなんて明示フォルダがあるわけじゃない。というわけで名称も違うし、まず隠しファイルを露出表示のモードにしておくのは大前提。
所在が判明しました。32bit版Office XPの場合は
C:\Program Files\Microsoft Office\Office10\
にファイルがある。Office10なんて地味な名称のフォルダにひっそり潜んでたんですね。
これをつきとめて、その実行ファイルに「管理者として実行」の権限を与えてみる。するとまた何かインストールが走って・・・・・
大成功! 静かになりました。理由なんてしるもんか。
※ 追記
あとで(めったに使わない)メールボックスを見たら、MSから「アカウント作成のなんたら・・」というメールが来ていました。その後で「成功しました」というメールも。もっとも、アカウントに紐づけた最初のユーザはもう削除済みなんで、どうでもいいけど。