その後、さすがに遅いのに我慢しきれず(ワタシが、です)、4年前には120GBの安物SSDに換装。だいだい遅い原因の大部分は2.5インチの小さなHDDなので。ついでにメモリも4GB×2枚としました。これでなんとかガマンできる範囲内になった。
それが去年、Windows7じゃダメだ!とマイクロソフトがあんまり言い張るんで、しかたなくWindows10を入れた。うーん、けっこう苦しいです。動くことは動くけど、クリックからワンテンポ、ツーテンポ待たないといけない。焦ってイラッとしていると「そういうPCだと思って付き合わないといけない」と子供にさとされました。なるほど。
このコロナ騒ぎで、たまに帰宅した子供がこのノートを仕事に使ったりもする。うーん、そろそろ買い換えておくか。奥さんは「これで十分なのに。なんにも不足はない」とか言いますが、いやいや、いくらなんでも遅い。たまに使うとなかなかのストレス。
という次第で、新しいのを発注しました。
ま、なるべく安いのがいいんで、DellかHPか(特に理由もないけどLenovoは却下)。昔の固定観念では無骨なDell、ちょっと気取ったHPというイメージでしたが、だいぶ変化したようです。ま、なんでもいいか。
で、いろいろ調べたらDellの14インチノートが69,980円で、なんか割引で64,980円。これとは別にDellはクーポンというのがあって、適当に期限をきって割引している。15%から20%。20%以上はない模様でした。
New Inspiron 14 5000 プレミアム。「New」は「今年の」という意味のようです。
エンジンはIntelではなく、最新のAMD Ryzen APU(※)。Ryzen 5 4500Uというやつで、これ、かなり速いはず。PassMark値はいまワタシが使っているデスクトップ(core i5-2500k)の倍以上。へたすると3倍近いです。おまけにHDD(遅くて故障の原因)ではなく256GBのSSD。メモリは8GB。いいなあ。
そういうわけで、クリックしてしまいました。ただしDellは受注生産で、つくっているのは中国アモイ。注文受けてから組み立てて、たぶん船便で送る。けっこう日時を要します。いちおう「オーダーステータス」という画面で進行状況をチェックできるみたいですが、評判ではまったくアテにならない。ま、2週間くらい(運が悪ければさらに1週間?)で届くはずです。
ちなみに価格は割引価格64,980円のさらに2割り引きで51,984円。たしかに安いです。ただしこれに消費税が乗ることを忘れていた。トータルでは57,182円でした。
※ AMDという会社の、Ryzenというシリーズの ビデオ機能統合型CPU です。統合型CPUをAMDは「APU」と称しています。スペースのないノートとか小型PC用。
関係ないですが、CPU、いまはAMDのRyzenがぜったいにおすすめです。安くて、しかも速い。シェアもかなりとってるみたいです。そうそう。将棋の藤井くんがAIソフトを走らせるため組もうとしているのもAMDのフラッグシップ最速CPU。最速もんはさすがに超高価です。めいっぱいメモリや電源などなど入れたら100万近くなるんじゃなかろうか。夢のマシン。